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敗戦真相記 予告されていた平成日本の没落
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | バジリコ |
| 発売年月日 | 2012/09/01 |
| JAN | 9784862381910 |
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敗戦真相記
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敗戦真相記
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商品レビュー
3.7
8件のお客様レビュー
◆敗戦直後の広島で行われた「敗戦真相」に関する驚きの講演 「本文部分わずか120ページ余のこの本の中に、 日本がなぜあの戦争に負けたかが見事に分析されている」。 これは立花隆(立花孝志ではありません)が本書に寄せた書評で、帯にも引用されています。 まずは、日本の指導者がドイツ...
◆敗戦直後の広島で行われた「敗戦真相」に関する驚きの講演 「本文部分わずか120ページ余のこの本の中に、 日本がなぜあの戦争に負けたかが見事に分析されている」。 これは立花隆(立花孝志ではありません)が本書に寄せた書評で、帯にも引用されています。 まずは、日本の指導者がドイツの指導者の物真似をし、軍部が己を知らず、敵を知らず、 各国に対する見込み違いをして戦争を起こしたと指摘。 そして、日本人だけが特権を持った民族であるという神国独善思想を有していたこと、 軍部が自己の力を計らず敵の力を研究せず、自己の精神力を過大評価していたこと、 軍の指導者が、国民の良識や感覚を無視し、 国民を道連れにしたことなどを敗因として述べています。 さらに、「科学なき者の最後」として、レーダー技術をはじめ、圧倒的な科学兵器の差と、 ボトルネックを産むなど、非科学的な動員計画を立ててしまう軍のマネージメントの差も、 大きな敗因として言及しています。 驚くべきは、これを、いつ誰が書いたのか、ということです。 本書の発行は2012年となっており、副題にも「予告されていた平成日本の没落」とあります。 しかし、副題はたぶん編集者が新たに付けたもので、原本は、1945年9月に 廃墟広島で行われた講演をまとめて、1946年1月に発刊したものだったのです。 書いたのは、広島出身の永野護(ながのまもる)。 東京帝国大学卒業後、渋沢栄一の秘書・顧問弁護士となり、戦中から、 東洋製油取締役、山叶証券専務、丸宏証券会長、東京米穀取引所常務理事、 帝人など40余の役員を務め、やがて「政商」的な存在になる人物。 1942年から戦中、戦後と衆議院議員2期。1958年、第2次岸信介内閣の運輸大臣。 実弟に永野重雄(元・日本商工会議所会頭)、永野俊雄(元・五洋建設会長)、 伍堂輝雄(元・日本航空会長)、永野鎮雄(元・参議院議員)、永野治 (元・石川島播磨重工業副社長)がおり、「永野兄弟」としてそろって政財界で活躍。 1970年に亡くなりますが、毀誉褒貶相半ばする人物だったようです。 歴史家でも学者でもなかったのに、敗戦直後に、 これだけ明晰な認識・分析ができる人物がいたことは驚きですが、 むしろ、戦前・戦中から実業家・政治家として幅広く活動していたからこそ、 逆に、一般国民の知り得ない軍部・官僚の実態や海外の動向を理解でき、 深い洞察を得られていたのかもしれません。 「予告されていた平成日本の没落」という副題は、あまりピンとは来ませんが、 官僚の相変わらずの実態や、バブルで図に乗ってしまったこと、 いまだ情緒的な現状把握をしがちなことなど、 日本は同じ過ちを繰り返しているということは、言えると思います。
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なぜ、日本は第2次世界大戦で敗れたのか。第2次岸信介内閣で運輸大臣を務めた政治家、そして実業家であった故・永野護氏が、その敗因を明らかにする書籍。 今回の戦争が起きた根本原因は、日本の国策の基本的理念が間違っていたことにある。開国以来、徐々に国力を増強していった日本は、自国の利...
なぜ、日本は第2次世界大戦で敗れたのか。第2次岸信介内閣で運輸大臣を務めた政治家、そして実業家であった故・永野護氏が、その敗因を明らかにする書籍。 今回の戦争が起きた根本原因は、日本の国策の基本的理念が間違っていたことにある。開国以来、徐々に国力を増強していった日本は、自国の利益のみを目的とする「自給自足主義」を目指すようになった。この自給自足主義を「大東亜共栄圏建設」の名で強行したことが、戦争の胚子となった。 自給自足主義に加え、次のような事情が重なり戦争は起きた。 ・日本の指導者や軍部がドイツを崇拝し、その物真似をした。 ・軍部が近代戦の実体も英米の実情も知ろうとせず、精神力だけで戦おうとした。 ・世論本位の政治を行わず、自由な議論を圧殺した。 日本にとって不幸だったのは、上記のような事情が「大人物の端境期」に生じたことだ。明治期の西郷隆盛のような大人物が現れず、官僚が右往左往している間に戦争に突入した。 戦時中、日本に大きな打撃を与えたものは、英米の「科学の進歩」の差である。これには次の2つの側面がある。 ①科学兵器:レーダーや原子爆弾など、英米は日本より優れた科学兵器を有していた。 ②科学的マネジメント:人員や物資を効率的に使う経営能力が、日本はひどく立ち遅れていた。 戦争の致命的敗因は、陸軍と海軍の不一致である。両軍は協力体制を築かず、自軍には不要な戦争資材でも相手に取られないよう先に押さえるなど、反目し合った。陸海軍当局者はこうした状況を把握していながら、正すことができなかった。
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日本はなぜ戦争で負けたのか。学校で習ったつもりだったが実はなにも知らなかったことをこの本で思い知らされた。 もちろん全てが真実とは言い切れないだろうが、戦中戦後当時の生の空気をこの本からは感じられ、自然と納得させられた。 終戦直後のわずか数ヶ月であれほどの情報量と考察を得た筆者に...
日本はなぜ戦争で負けたのか。学校で習ったつもりだったが実はなにも知らなかったことをこの本で思い知らされた。 もちろん全てが真実とは言い切れないだろうが、戦中戦後当時の生の空気をこの本からは感じられ、自然と納得させられた。 終戦直後のわずか数ヶ月であれほどの情報量と考察を得た筆者に驚嘆するばかり。てっきりジャーナリストだと思っていたが、政治家・実業家だそうで。どんな人物だったのだろう。
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