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挑む力 世界一を獲った富士通の流儀
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日経BP社/日経BPマーケティング |
発売年月日 | 2012/07/06 |
JAN | 9784822262679 |
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商品レビュー
3.4
27件のお客様レビュー
【概略】 ICTサービスで世界的に名をはせる富士通、スーパーコンピューター「京」、株式売買システム「アローヘッド」、ハワイでの「すばる望遠鏡」、チリでの「アルマ望遠鏡」において様々な挑戦をしてきた。そこに共通する富士通の「流儀」を、各挑戦から紐解いていく。 2020年11月0...
【概略】 ICTサービスで世界的に名をはせる富士通、スーパーコンピューター「京」、株式売買システム「アローヘッド」、ハワイでの「すばる望遠鏡」、チリでの「アルマ望遠鏡」において様々な挑戦をしてきた。そこに共通する富士通の「流儀」を、各挑戦から紐解いていく。 2020年11月08日 読了 【書評】 こちらもまたスーパーコンピューターがらみで手に取った一冊。 本当に世間知らずだよ自分は。富士通という会社、PCとか携帯電話のイメージしかなかったという。無知というのは、本当におそろしい。スーパーコンピューターのみならず株式売買システムであったり望遠鏡であったり、復興支援から農業への関与・・・物凄い挑戦をしてきているICTサービス企業なんだということ、知ったよ。 もちろんこういった本というのは、書き方というのもあるし、書く材料の選別というものもある。打席に立ったバッターは、ヒットやホームランばかりじゃなく、三振やアウトになること、沢山ある。イチローさんだって、3回打席に立ってヒット何本打つの?って話だからね。そういう意味ではホームランやヒットのシーンを集めた形にならざるを得ない・・・という前提を置いたとしても、色々と考えさせられることが多い話ばかりだったね。たとえばチームビルディングにしてもそうだし、まずはとりかかるというマインドもそうだし、行動する人かどうかを見られているなんてこともそうだし。 「俺は歯車で終わりたくない。もっと大きなことをやりたいんだ。やりたくないことなんて、やりたくない!」って組織を飛び出すのも一つの案だけど、こうしてすごくダイナミックな挑戦って組織でないとできないことだよなぁ。そして同時に「やりたいことを成し遂げるために、やりたくないことでもやる or やりたくないことも工夫してやりたいことに変える」スキルって、結構重要だなぁなんて思った次第。 スーパーコンピューターがご縁で手に取った一冊だったけど、一番ココロに残ったのは震災復興のくだりで被災地のために何かをしたいのだけどと考える富士通社員の想いが想いだけでなく、また寄付や節電だけでなく、社員さんのPCスキルが復興支援プログラムを通じて役立ったというくだり。「復興支援では〇〇」という固定概念ではなく、自分達でも役に立てるような土俵を作るというアイデア、よかった。「富士通の何が得意って、社員全員パソコンが得意なんだ」なんて、切り取って使われたらなんてことないセリフかもだけど、響くよねぇ。 つい最近の証券取引所のシステムダウン(ちょうどその日、会社で人生初の株を購入したんだよね 笑)とか、雇用調整助成金のシステムダウンとか・・・三振部分が最近目立っちゃってる富士通だけど、スーパーコンピューター「富岳」の世界1位など、この本で書かれてる「挑戦」マインドは変わらずあるのだよね、きっと。関わってる方達の全員が自分達の会社に価値を見出すことができるなら、きっと幸せだよねぇ~って思うね。 もう一つ、グローバリゼーションに関するくだりも同意だったなぁ。「軸」がないと、ね。この辺りは是非、この本を手に取って読んでみて欲しいなぁ。
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スパコン京、東証売買システム、すばる望遠鏡などなど、まずネームバリューの大きさが目立つ。 取材がうまいのか記者がうまいのか、それらの開発秘話が臨場感を保ちつつ伝わってくるので読んでいてなかなか面白かった。 日本的な根性論も多々あるが、それが社風であるし良いところ(反面悪いところ)...
スパコン京、東証売買システム、すばる望遠鏡などなど、まずネームバリューの大きさが目立つ。 取材がうまいのか記者がうまいのか、それらの開発秘話が臨場感を保ちつつ伝わってくるので読んでいてなかなか面白かった。 日本的な根性論も多々あるが、それが社風であるし良いところ(反面悪いところ)なのだろうなと感じた。
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現地へ足を運び、お客様と直接話をしないと、何が課題なのかは分からない 何がバリューなのかを探す イノベーションを起こすのに必要なのは、思いの強さとやり抜く姿勢
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