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「Gゼロ」後の世界 主導国なき時代の勝者はだれか
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「Gゼロ」後の世界 主導国なき時代の勝者はだれか

イアン・ブレマー(著者), 北沢格(訳者)

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「Gゼロ」後の世界 主導国なき時代の勝者はだれか

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞出版社
発売年月日 2012/06/25
JAN 9784532355227

「Gゼロ」後の世界

¥220

商品レビュー

4.1

21件のお客様レビュー

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2023/11/05

 アメリカ一強の時代は終わり、今世紀の世界情勢は多極化する。そんなメッセージが本書から伝わってくる。著者はG7ならぬ、G0の時代、すなわち世界を主導する国家が、存在しない時代が到来すると予測する。その根拠を、各国の政治、経済事情をもとに分析する。興味深いことに、著者は今世紀の国際...

 アメリカ一強の時代は終わり、今世紀の世界情勢は多極化する。そんなメッセージが本書から伝わってくる。著者はG7ならぬ、G0の時代、すなわち世界を主導する国家が、存在しない時代が到来すると予測する。その根拠を、各国の政治、経済事情をもとに分析する。興味深いことに、著者は今世紀の国際情勢において、ピボット国家が有利な立ち位置になると主張する。これは、一言でいうと、どの国家にも過度に依存することなく、多数の国々との利益関係を構築できる国を指す。昨今の情勢の場合、たとえば、インドのように、アメリカとロシアどちらか一方に肩入れするわけでなく、適切な距離をとって、自国の利益を確保する。このような国家が、多極化する世界情勢において重要である。その意味で、自国の資源を十分に持つ国、つまり実体経済が強い国は有利だと思われる。実際、著者によると、人口増加や工業化の進展に伴い、食糧生産、またその為に必要な水が一層重視される。このことから、今世紀は水源の確保が生死にかかわる、といっても過言ではない。本書は10年以上前に出版された本だが、近年の世界情勢、とりわけアメリカの動向に注目すると、あながち間違っていないかもしれない。

Posted by ブクログ

2021/04/21

今まさに社会で進んでいることと関係しているように感じた。 国際社会や国際政治などに興味があれば、読んでいて面白いと思う。

Posted by ブクログ

2020/06/21

「気候変動」「テロ」「食料不足」といった国境なき問題に現在、世界は直面している。しかしながら、国家間の調整が出来るリーダー的存在

Posted by ブクログ

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