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「Gゼロ」後の世界 の商品レビュー

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23件のお客様レビュー

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2026/04/10

今の混沌とした世界を読み解く「最強のレンズ」 2012年の発刊ながら、現在の米中対立やサプライチェーンの分断、ウクライナや中東情勢を見事に予見している驚異的な名著。アメリカという世界の警察官が不在となり、G7でもG20でもない「Gゼロ(リーダー不在)」の時代に突入したことを鋭く分...

今の混沌とした世界を読み解く「最強のレンズ」 2012年の発刊ながら、現在の米中対立やサプライチェーンの分断、ウクライナや中東情勢を見事に予見している驚異的な名著。アメリカという世界の警察官が不在となり、G7でもG20でもない「Gゼロ(リーダー不在)」の時代に突入したことを鋭く分析しています。 最大の学びは、この不確実な世界では、特定の相手に依存せず複数の選択肢を天秤にかける「ピボット国家」のような柔軟な立ち回りが求められるということ。これは国家レベルの話だけでなく、企業戦略や個人のキャリアにもそのまま応用できます。日々流れる国際ニュースの「裏側」が手に取るようにわかるようになる、ビジネスパーソン必読の地政学入門書です。

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2025/03/27

2025/3/27読了。2012年の日本語訳。リーマンショック後の世界からアメリカを中心に世界各国を地政学的視点を踏まえて概説し将来迄の展望を予測。今日(14年後)の世界を重ね合わせると非常に興味深かった。つまり、著者が願う国際協調どころか時代は極めて深刻で分断の不安定な時代にな...

2025/3/27読了。2012年の日本語訳。リーマンショック後の世界からアメリカを中心に世界各国を地政学的視点を踏まえて概説し将来迄の展望を予測。今日(14年後)の世界を重ね合わせると非常に興味深かった。つまり、著者が願う国際協調どころか時代は極めて深刻で分断の不安定な時代になってしまっている。これからの西欧が言うところの法の支配と自由と民主主義は一体どんな方向に向かうのか。トランプ大統領の出現(自国中心主義のリーダー)と米国のリーダーシップはどこへ行くのか。グローバルサウス(極めて強権な専制国家群)や強力な友人を持つ、ならず者国の出現等分断が一層進んでしまうのか。盛んに唱えられているAIが果たして我々の生活をどう変えて行くのか。たかだか15年程度だが世の中の変化が早すぎる。変化への関心を絶えず注目して行かなければならないと肝に銘じた。日本のアジアでの果たすべきリーダーシップはますます求められているのに非常に不安を感じる昨今であり。

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2023/11/05

 アメリカ一強の時代は終わり、今世紀の世界情勢は多極化する。そんなメッセージが本書から伝わってくる。著者はG7ならぬ、G0の時代、すなわち世界を主導する国家が、存在しない時代が到来すると予測する。その根拠を、各国の政治、経済事情をもとに分析する。興味深いことに、著者は今世紀の国際...

 アメリカ一強の時代は終わり、今世紀の世界情勢は多極化する。そんなメッセージが本書から伝わってくる。著者はG7ならぬ、G0の時代、すなわち世界を主導する国家が、存在しない時代が到来すると予測する。その根拠を、各国の政治、経済事情をもとに分析する。興味深いことに、著者は今世紀の国際情勢において、ピボット国家が有利な立ち位置になると主張する。これは、一言でいうと、どの国家にも過度に依存することなく、多数の国々との利益関係を構築できる国を指す。昨今の情勢の場合、たとえば、インドのように、アメリカとロシアどちらか一方に肩入れするわけでなく、適切な距離をとって、自国の利益を確保する。このような国家が、多極化する世界情勢において重要である。その意味で、自国の資源を十分に持つ国、つまり実体経済が強い国は有利だと思われる。実際、著者によると、人口増加や工業化の進展に伴い、食糧生産、またその為に必要な水が一層重視される。このことから、今世紀は水源の確保が生死にかかわる、といっても過言ではない。本書は10年以上前に出版された本だが、近年の世界情勢、とりわけアメリカの動向に注目すると、あながち間違っていないかもしれない。

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2021/04/21

今まさに社会で進んでいることと関係しているように感じた。 国際社会や国際政治などに興味があれば、読んでいて面白いと思う。

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2020/06/21

「気候変動」「テロ」「食料不足」といった国境なき問題に現在、世界は直面している。しかしながら、国家間の調整が出来るリーダー的存在

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2020/05/31

アメリカのパワーが相対的に弱まっていき、主導者なき時代がやってきた。筆者のイアン・ブレマーは、そのような状態を「Gゼロ」と表現し、その現状と問題点、そして予想される未来について論じる。 自分がこの本を手にとったのが、2020年5月。初版の発行年は2012年。本書の内容の先見性に...

アメリカのパワーが相対的に弱まっていき、主導者なき時代がやってきた。筆者のイアン・ブレマーは、そのような状態を「Gゼロ」と表現し、その現状と問題点、そして予想される未来について論じる。 自分がこの本を手にとったのが、2020年5月。初版の発行年は2012年。本書の内容の先見性には驚くばかりだった。 例えば、Gゼロの世界では、感染症が発生しても情報は秘匿され、世界的な流感となってしまうだろうという見立て。 2020年現在、covid-19が世界的に猛威を振るっている。中国の武漢から広がったとされるこの感染症。中国やWHOの初動には、Gゼロ的な欠陥を見いださずにはいられない。 さらに米中の軋轢に関しても、この本が2012年の時点でかなり正確な予測を立てている。 また、日本がどう見られているのかを再確認することもできる。少なくとも、イアン・ブレマーから見て、世界の中における日本の立ち位置について学ぶことができた。 文量は250ページほど。決して分厚くは無い。それでも、読了までに1ヶ月かけてしまった。それほどに多くの情報量を含み、大変学びの多い一冊だった。 参考文献や共同調査はあったにせよ、たった1人の研究者がここまで広範に世界の趨勢を説くとは…。あらゆる人々にオススメできる1冊。 (詳細な引用と抜粋については、書評ブログの方を宜しくお願いします) https://www.everyday-book-reviews.com/entry/%E4%B8%BB%E5%B0%8E%E8%80%85%E3%81%AA%E3%81%8D%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E8%A1%8C%E3%81%8F%E6%9C%AB_G%E3%82%BC%E3%83%AD%E5%BE%8C%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C_%E3%82%A4%E3%82%A2

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2019/09/23

著者のイアン・ブレマーさん、1970年生まれなのにかなりすごい人だ。 知識、分析力はすばらしいが、アメリカが今後、リーダーシップを取り続けることができるかどうか、またできない場合はどのような可能性があるか、ということが話の軸となっている。 中国とアジア諸国、ロシアの動向により左右...

著者のイアン・ブレマーさん、1970年生まれなのにかなりすごい人だ。 知識、分析力はすばらしいが、アメリカが今後、リーダーシップを取り続けることができるかどうか、またできない場合はどのような可能性があるか、ということが話の軸となっている。 中国とアジア諸国、ロシアの動向により左右される。

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2018/11/04

・社会保障(アメリカの年金制度)、メディケア(高齢者医療保障制度)、メディケード(低所得者のための医療保障制度)といった福祉受給金制度(エンタイトルメント・プログラム)は、現在、アメリカの連邦予算の約40%を占めるまでに増大している ・中国は、外国企業を有益な提携先としてではなく...

・社会保障(アメリカの年金制度)、メディケア(高齢者医療保障制度)、メディケード(低所得者のための医療保障制度)といった福祉受給金制度(エンタイトルメント・プログラム)は、現在、アメリカの連邦予算の約40%を占めるまでに増大している ・中国は、外国企業を有益な提携先としてではなく、国内市場のシェアを争う競争相手として見るようになっている。そのため、外国企業には不利になるが、国内企業には有利に働くような投資上のルールや規制をつくりだそうとしている。要するに中国は、国家資本主義、つまり、国家が政治利益のために国内の市場活動を支配するシステムを採用しているのだ ・社会全体を再構成するような根本的改革、強力な国家同士の摩擦、世界でも最も不安定な地域での競争の激化、食料と水の不足、国家の中枢神経へ仕掛けられる破滅的なサイバー攻撃、こうしたもの一切が、協調的なリーダーシップが生まれるまたとない好機を損ねる恐怖を生み出す

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2017/01/25

2012年の本だけど、かなり読みが当たってると思う。 去年のブレクジット、トランプ当選なんかの後もよくインタビューが出てるしかなり洞察力がすごいのは間違いない。 この本の内容で言えば孤立に向かうアメリカと覇権を拡大する中国が冷戦2.0に突入しつつあるという所だろうか。 あとブラジ...

2012年の本だけど、かなり読みが当たってると思う。 去年のブレクジット、トランプ当選なんかの後もよくインタビューが出てるしかなり洞察力がすごいのは間違いない。 この本の内容で言えば孤立に向かうアメリカと覇権を拡大する中国が冷戦2.0に突入しつつあるという所だろうか。 あとブラジルがリーダーとるってのは残念ながら外れてるかな

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2016/05/11

冷戦→G7→G20→gゼロ アメリカの影響力が相対的に低下。 中国の存在感高まるが、アメリカの代替にはならない。 資源(エネルギー、人材)、水、食料、サイバー技術を押さえることが大切。

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