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女性のいない世界 性比不均衡がもたらす恐怖のシナリオ
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女性のいない世界 性比不均衡がもたらす恐怖のシナリオ

マーラヴィステンドール【著】, 大田直子【訳】

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女性のいない世界 性比不均衡がもたらす恐怖のシナリオ

定価 ¥2,420

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2012/06/23
JAN 9784062160186

女性のいない世界

¥110

商品レビュー

4

13件のお客様レビュー

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2020/01/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

オリジナルの副題はChoosing Boys over Girls, And the Consequences of a World Full of Man という。なんとも実に意味深長ではありませんか。

Posted by ブクログ

2018/10/19

まだざっくりしか読めてないので現時点での感想。また再読したい ・家父長制/イエ制度が強い社会 ・女性差別が強い社会 が経済的に発展し、胎児の性別がわかる技術が浸透すると、中絶される女児が増え、男女の人口バランスが崩れる という問題について。 男女の産み分けは伝染病のように世...

まだざっくりしか読めてないので現時点での感想。また再読したい ・家父長制/イエ制度が強い社会 ・女性差別が強い社会 が経済的に発展し、胎児の性別がわかる技術が浸透すると、中絶される女児が増え、男女の人口バランスが崩れる という問題について。 男女の産み分けは伝染病のように世界に広がっている、と本書はいうが、女児が中絶される理由に普遍性、将来にわたって続く可能性が見出させないような…。家父長制は解体されつつあるし女性差別も少しずつだが解消されつつある(と信じてるけれども果たして…)し…。 本書でテーマにされてるのは旧ソ連東欧(てか西アジア?)と東アジアについて。 アジア、アフリカ地域のこれからには当てはまるだろうけど、先進国ではもう女児中絶をする動機はほぼないのでは…? 韓国は一時期女児中絶のムーブメントが起こったが、今では沈静化している。理由は女性の社会進出と経済的な必要性から女性も働くようになったが、社会の出産育児のサポート制度&夫の意識が女性差別時代のままであることからくる晩婚化、少子化。女児中絶は特に2人目以降の子供に起こることが多いため、子供を1人しか持てない社会ではおこらない。 日本は自然な出生男女比(100:105)をずっと維持しているが、その理由は現代の韓国と同じ、「女性差別の緩和と経済的な必要性から女性が社会進出を果たしたが、社会の出産育児のサポート制度&夫の意識が女性差別時代のままであることからくる晩婚化、少子化」に当てはまるのだろうな。

Posted by ブクログ

2017/01/07

人口学関連に興味はあれど、なかなか読めずにいたのでこれが一冊目になる。とてもおもしろかったし人口学の奥深さを堪能できた。 性比の不均衡が科学技術と経済発展により促進され世界が緩やかに変わりつつあり、その状況を我々は目の当たりにしているにも関わらずどこか他人事としてしか捉えていない...

人口学関連に興味はあれど、なかなか読めずにいたのでこれが一冊目になる。とてもおもしろかったし人口学の奥深さを堪能できた。 性比の不均衡が科学技術と経済発展により促進され世界が緩やかに変わりつつあり、その状況を我々は目の当たりにしているにも関わらずどこか他人事としてしか捉えていないために問題をさらに肥大させ、取り返しのつかない状態に追いやろうとしている。 ベトナム女性がこぞって台湾へ嫁へ行っている実態や、中流階級の産み分け、アメリカの子供選別など知らない世界の出来事がたくさんあった。 ページをめくる手が止まるような話は数あれど、中でもアメリカの暴力性が入植時の性別比率から来ているという分析は目からウロコだった。確かに冒頭で書かれている通り、無謀な旅をしたがるのは男性の特徴でもあるし、堅実な女性は西部開拓なんかに参加はしなかったのだろう。西部のイメージと男性性は強く結びついている。思えば石川好もアメリカンドリームは女性をなんとかして呼び寄せようとする男たちが作り上げたと著書で書いていたし、性問題とアメリカは切り離せない歴史があるんだろう。 「女なんて星の数ほどいる」というセリフが通用しなくなってきたな。 裕福な地域は男性を選んで産み、貧しい地域は女性を選んで産むことによる性の格差を止めないとここ数年で頑張って持ち直してきた性の平等がまた無に帰ることになる。

Posted by ブクログ

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