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小川洋子の偏愛短篇箱 河出文庫
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小川洋子の偏愛短篇箱 河出文庫

アンソロジー(著者), 小川洋子

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小川洋子の偏愛短篇箱 河出文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2012/06/06
JAN 9784309411552

小川洋子の偏愛短篇箱

¥440

商品レビュー

3.9

32件のお客様レビュー

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2025/04/19

この本で出会えた作家さんが多い。横光利一の短編が一番好き。泣いた。内田百閒も、牧野信一も、これからたくさん読みたい。

Posted by ブクログ

2025/01/10

【美しすぎる日本語の連続に打ちのめされる】世の中にまだこんなに宝石のような短編があったのか、と驚かされた、というより衝撃を受けた。 もはや落雷だ。立ち直れなくなってお正月は寝込んだ。 すべての短編を二度、三度読んだ。つぎの短編を開くたび、これ以上、美しい文章が出てきませんよう...

【美しすぎる日本語の連続に打ちのめされる】世の中にまだこんなに宝石のような短編があったのか、と驚かされた、というより衝撃を受けた。 もはや落雷だ。立ち直れなくなってお正月は寝込んだ。 すべての短編を二度、三度読んだ。つぎの短編を開くたび、これ以上、美しい文章が出てきませんように、と気づいたら願うようになっていた。しかし、願いは虚しく打ち砕かれる。こころの準備をする。びくびくしながら目で文章を追う。目前には、言葉にはできないはずの情景が広がっていくだけであった。まるで難儀なことなど一つもないかのように。細やかな感情と繊細な仕草までもがするすると編まれていく。平然と横たわる鉱石を見て思わず聞きたくなった。 なぜ書けるのですか。 短編ごとに書かれた小川洋子のあとがきを読んで、さらにショックを受ける。なんなんだ、この人たちは。。わたしが今まで読んできた短編はなんだったんだ。。

Posted by ブクログ

2024/10/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小川洋子の偏愛短篇箱 前書きの中にある、”16に仕切られた中にきれいに並べられた、かさぶたや爪”のイメージにぴったりの体のどこかがぞわぞわっとする16の短編集です。 【奇】 件 内田百閒 押絵と旅する男 江戸川乱歩 こおろぎ嬢 尾崎翠 兎 金井美恵子 【幻】 風媒結婚 牧野信一 過酸化マンガン水の夢 谷崎潤一郎 花ある写真 川端康成 春は馬車に乗って 横光利一 【凄】 二人の天使 森茉莉 藪塚ヘビセンター 武田百合子 彼の父は私の父の父 島尾伸三 【彗】 耳 向田邦子 みのむし 三浦哲郎 力道山の弟 宮本輝 雪の降るまで 田辺聖子 お供え 吉田知子 まあ、でもこれだけ鬱々としていやな小説ばかりあつめたなあという感じです。 竹蔵

Posted by ブクログ