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すみれ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2012/06/11 |
JAN | 9784163813608 |
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すみれ
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商品レビュー
3.5
50件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自分の大好みな作品だった。 図書館に、確か夏がテーマで飾られていた。 湘南の海が出てきたからかなぁ。 この本を読み始めて、15才の藍子とレミちゃんという、ちょっとおかしい、ふつうの人。 そう、儚い感じ、どこか危なっかしい登場人物。 家でなかなか読書が進まず、今日は仕事で疲れ果てたのに、 図書館であっという間読んだ。 大好きな世界観だった。 この本の世界にはうまく言えないけど、〝私〟がいた。 あの時の、今もある憧れやうまく言葉に出せない感情の感触がこの物語の中にあった。 あと、憧れたの職業への藍子ちゃんとの感覚がそっくりだった。 今、福祉関係で働いてて、現実的に感じたことは、 私たち、わたしがどうにかしよう。じゃなくて、行政の手に頼ったほうがいいのかなぁ。と思った。 おそらく、そうゆう人たちを助けてくれる人は居て、 それが、たぶん、1対複数の人たちだから、 負担が少なかったり、個の人は依存できずにすむのかなぁ? でも、私たち感情の生き物は本当に複雑で、 わたしも、過去での人間関係を思い出して、どうにもならない気持ちになったりする。 その、多感な時期の、藍子ちゃんの目や心に映る、レミちゃん、スミレちゃんへの心情のこの物語を読んで、 同じように楽しかったり、怒りだったり、どうしてと思った。 伝えたいことを言葉にするのは、もう出来ないのかなぁ。 助けたいときに出てくる言葉。それがその場にあっててもなくても、一体どうなるんだろう。 言葉で変わったりもする。でもそうじゃなかったりする。 わたしたちってそうゆう生き物? 藍子ちゃんの小説がレミちゃんに届けばいいのに。
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23歳離れてるレミちゃん。普通の人と違うレミちゃん。レミちゃんは藍子の父、母の大学の友人だという。レミちゃんと藍子の会話がとてもいい。感じた事がそのまま言葉になっている。大人になった藍子は何処にいるか分からないレミちゃんに毎日、話し掛けている。レミちゃんだったら…どうする?と。
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青山七恵はレミなのかな。 簡潔で丁寧な文体がとても心地好い。ので物語にドップリ浸かっていられる。こういう洗練された文章を書くひとに私はなりたい。 読後しばらく終盤の流れの余韻が続く。 酒に逃げたい。
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