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小田嶋隆のコラム道
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小田嶋隆のコラム道

小田嶋隆【著】

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小田嶋隆のコラム道

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ミシマ社
発売年月日 2012/05/23
JAN 9784903908359

小田嶋隆のコラム道

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商品レビュー

4

57件のお客様レビュー

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2025/08/04
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小田嶋隆のコラム道 「iPadを買った人間は自らがAppleのセールスマンになる」と日経ビジネスオンラインのコラム「ピースオブ警句」で見事私の行動を予見されてしまったことから表記のコラムを愛読するに至っています。 予想も付かない視点、たまにすべることもありますが見事に落とす締めの言葉、時に歯に衣着せぬ物言い。 小田嶋氏は昔引きこもりのアル中ではあったようですが、天才だなあ-と思っている時に目にした本書。 コラムの奥義の書を紐解いてみました。 コラムと新聞記事の違い、書き出し、結句の落とし方、主語と文体の関係、校正のやり方などなど。 一般の文章書き指南本と異なり、ちゃんと視点をずらして奥義が惜しげもなく公開されています。 困るのは通常のノウハウ本と異なり、まねするのが難しいこと。 「文体は人生経験からわき出すもの」と言い切られちゃったらまね出来ないでしょ。 竹蔵

Posted by ブクログ

2022/07/22

「コラム道」という題名の通り、小田嶋隆が、コラムの書き方についての自分なりの考えを書いたもの。でも、これをコラムの書き方の指南書あるいはマニュアルとして読んだ読者は、私を含めて、いないと思う。そうではなくて、小田嶋隆の説明の仕方というか、書きぶりというかがとても面白く感じて読んで...

「コラム道」という題名の通り、小田嶋隆が、コラムの書き方についての自分なりの考えを書いたもの。でも、これをコラムの書き方の指南書あるいはマニュアルとして読んだ読者は、私を含めて、いないと思う。そうではなくて、小田嶋隆の説明の仕方というか、書きぶりというかがとても面白く感じて読んでいるのだ。コラムの書き方という「コンテンツ」を楽しんでいるわけではなく、コラムの書き方というテーマについて何かを書いている、その書き方・書きぶりを楽しんでいるのである。実際にそれが本書で小田嶋隆が説明したかったことだと思う(「それ」というのは、「それがコラムだよ」ということ)。 最後に内田樹との対談が掲載されている。 内田樹も好きな作家の一人である。これまでも、内田樹と小田嶋隆は、何となく似ているな、と思っていた。対談の中で小田嶋隆が内田樹を評して言う場面がある。整理して言うと、「内田樹の話は着地しない。結論を提示するのではなくて、結論に至るまでの行ったり来たり、モノを考えること自体の楽しさを見せている」ということを言っている。それに対して、内田樹は、これも整理して言うと「本当にどこに着地しても良いのだ。だいたい一回ごとに言うことも違ってくるし」と答えている。 「結論やコンテンツを重視している訳ではなく、そこに至る道筋の作り方を重視して楽しんでいる」ということが、二人の共通点だったのだ、ということに納得した。

Posted by ブクログ

2020/08/26

そもそもコラムなんて書かない。まぁ世の中の一般人のほとんどがきっとそうだろうけど。なのに何でこの本を読むのか。ていうかこの人のコラムを知っているのかも怪しいのに。 というわけで、時々なんでこの本を読もうかと思ったのか自分でも不思議に思うことがあるんだけど、でもまぁおもろいな。なん...

そもそもコラムなんて書かない。まぁ世の中の一般人のほとんどがきっとそうだろうけど。なのに何でこの本を読むのか。ていうかこの人のコラムを知っているのかも怪しいのに。 というわけで、時々なんでこの本を読もうかと思ったのか自分でも不思議に思うことがあるんだけど、でもまぁおもろいな。なんか有名人がコラム書いてみた、なんていうとつまらんけども、本職はやっぱ違うのか。 こういう物書きとしての技術が、もしかして今後の人生に、例えば仕事にも役立つのだろうか。そうかもしれないし、そうじゃないかもしれないし、でもそんなことはどうでも良いじゃないか。別にハウツー本を読んだわけじゃないしね。

Posted by ブクログ