商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ミシマ社 |
発売年月日 | 2012/05/23 |
JAN | 9784903908359 |
- 書籍
- 書籍
小田嶋隆のコラム道
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
小田嶋隆のコラム道
¥1,650
在庫あり
商品レビュー
4
56件のお客様レビュー
「コラム道」という題名の通り、小田嶋隆が、コラムの書き方についての自分なりの考えを書いたもの。でも、これをコラムの書き方の指南書あるいはマニュアルとして読んだ読者は、私を含めて、いないと思う。そうではなくて、小田嶋隆の説明の仕方というか、書きぶりというかがとても面白く感じて読んで...
「コラム道」という題名の通り、小田嶋隆が、コラムの書き方についての自分なりの考えを書いたもの。でも、これをコラムの書き方の指南書あるいはマニュアルとして読んだ読者は、私を含めて、いないと思う。そうではなくて、小田嶋隆の説明の仕方というか、書きぶりというかがとても面白く感じて読んでいるのだ。コラムの書き方という「コンテンツ」を楽しんでいるわけではなく、コラムの書き方というテーマについて何かを書いている、その書き方・書きぶりを楽しんでいるのである。実際にそれが本書で小田嶋隆が説明したかったことだと思う(「それ」というのは、「それがコラムだよ」ということ)。 最後に内田樹との対談が掲載されている。 内田樹も好きな作家の一人である。これまでも、内田樹と小田嶋隆は、何となく似ているな、と思っていた。対談の中で小田嶋隆が内田樹を評して言う場面がある。整理して言うと、「内田樹の話は着地しない。結論を提示するのではなくて、結論に至るまでの行ったり来たり、モノを考えること自体の楽しさを見せている」ということを言っている。それに対して、内田樹は、これも整理して言うと「本当にどこに着地しても良いのだ。だいたい一回ごとに言うことも違ってくるし」と答えている。 「結論やコンテンツを重視している訳ではなく、そこに至る道筋の作り方を重視して楽しんでいる」ということが、二人の共通点だったのだ、ということに納得した。
Posted by
そもそもコラムなんて書かない。まぁ世の中の一般人のほとんどがきっとそうだろうけど。なのに何でこの本を読むのか。ていうかこの人のコラムを知っているのかも怪しいのに。 というわけで、時々なんでこの本を読もうかと思ったのか自分でも不思議に思うことがあるんだけど、でもまぁおもろいな。なん...
そもそもコラムなんて書かない。まぁ世の中の一般人のほとんどがきっとそうだろうけど。なのに何でこの本を読むのか。ていうかこの人のコラムを知っているのかも怪しいのに。 というわけで、時々なんでこの本を読もうかと思ったのか自分でも不思議に思うことがあるんだけど、でもまぁおもろいな。なんか有名人がコラム書いてみた、なんていうとつまらんけども、本職はやっぱ違うのか。 こういう物書きとしての技術が、もしかして今後の人生に、例えば仕事にも役立つのだろうか。そうかもしれないし、そうじゃないかもしれないし、でもそんなことはどうでも良いじゃないか。別にハウツー本を読んだわけじゃないしね。
Posted by
現代社会をネタに回りくどい言い回しで鋭く批評するコラムニスト小田嶋隆氏によるコラム文章執筆法の解説。内容が要約できないところにコラムがコラムである存在理由があるので、内容はうまく紹介できません。申請書など日本語での作文が行き詰まった時には読み返しています。 あわせて読みたい:負...
現代社会をネタに回りくどい言い回しで鋭く批評するコラムニスト小田嶋隆氏によるコラム文章執筆法の解説。内容が要約できないところにコラムがコラムである存在理由があるので、内容はうまく紹介できません。申請書など日本語での作文が行き詰まった時には読み返しています。 あわせて読みたい:負ける技術 著/カレー沢薫 講談社文庫
Posted by