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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2012/04/13 |
| JAN | 9784152092915 |
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商品レビュー
3.9
27件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2011年に発覚した機器メーカー・オリンパスの不正経理(粉飾決算)事件当時のCEO・社長による、内幕を記したノンフィクション。自身も調査と真相解明を主張したため、CEO・社長を解任されている(CEO職に至っては、在任わずか2週間!)。 事件当事者によるものなので、とにかく内容が圧倒的。時間軸としては事件の内部的発覚から9か月の間と短いが、その分、凝縮された緊迫感にグイグイと引き込まれる。 読後すぐに感じたのは、憤りと日本人としての恥ずかしさ。著者が言う「正反対の二種類の日本人」(p199)のうち、世界的なグローバル企業、日本を代表するメガバンクの経営トップ層が実は、グローバル・スタンダードでなく極めて日本的な思考しか持ち合わせていなかったことは衝撃。特に、負の部分を解決せず、保身を最重要とする個人的判断=企業(法人)の意思決定となるメカニズムは、たしかに一企業だけでなく、日本(人)全体の問題かもしれない。菊川(会長、社長。のちに逮捕)の「マイケル、私のことが憎いか?」(p97)がそれを象徴している気がしてならない。一方、元専務・宮田のような存在が救い。 ただ、たしかに著者のように合理的、かつきっちりと白黒を峻別する思考力は日本人にはないかも、と思うところもある。だから、圧倒的な迫力と緊張感に気押されて、別の見方ができるかどうか判断できない読者としての自分、もいる。
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「アウトサイダーにしか見えないこと」 https://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51784370.html
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入り込んで一気に読めた。 前職を「正しい事をしようとした」ために、退職に追い込まれた自分の経験と重なった。 「私は彼らが集団自殺に走るレミングのように思えました」という一文に共感。
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