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俵屋相伝 受け継がれしもの
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俵屋相伝 受け継がれしもの

佐藤年【著】

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俵屋相伝 受け継がれしもの

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 世界文化社
発売年月日 2012/04/13
JAN 9784418122158

俵屋相伝

¥4,840

商品レビュー

4

4件のお客様レビュー

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2014/12/26

京都の老舗旅館「俵屋」。 門をくぐってたどりつく坪庭には、二十四節j気を物語る時候の花が咲き誇り、訪れる人の目を楽しませる。庭から部屋にいたるまで、随所に働いている人々のおもてなしの心が表れている。 ページをめくる度、日本の心を知ることができ、また多くの人々に愛されている理由がわ...

京都の老舗旅館「俵屋」。 門をくぐってたどりつく坪庭には、二十四節j気を物語る時候の花が咲き誇り、訪れる人の目を楽しませる。庭から部屋にいたるまで、随所に働いている人々のおもてなしの心が表れている。 ページをめくる度、日本の心を知ることができ、また多くの人々に愛されている理由がわかる。

Posted by ブクログ

2013/05/14

世界でたった一つの宿として、燦然と輝く「俵屋」。18世紀の初頭に創業したこの宿は、現在18室のみ。この宿をひいきにしていた客の一人が故スティーブ・ジョブズ氏で僕はこの宿の存在を彼経由で知りました。 京都・俵屋―この宿の存在を知ったのは何を隠そう故スティーブ・ジョブズ氏がお忍び...

世界でたった一つの宿として、燦然と輝く「俵屋」。18世紀の初頭に創業したこの宿は、現在18室のみ。この宿をひいきにしていた客の一人が故スティーブ・ジョブズ氏で僕はこの宿の存在を彼経由で知りました。 京都・俵屋―この宿の存在を知ったのは何を隠そう故スティーブ・ジョブズ氏がお忍びで日本を訪れる際、必ずといっていいほどここにとまっていたといういわゆる「定宿」であったから、ということでした。彼と日本との関係をうかがうエピソードとしては禅に傾注して一時期は永平寺に出家して本気で修行をしようと思っていたり、一見何の変哲もない信楽焼の壺を真剣なまなざしで干渉し、持ち主にこれを手放す気はないか?と買収を持ちかけたりするというものがあり、やはり彼はある意味で日本人以上に日本の「美」を感じ取っていたのかもしれません。 この俵屋を彼が好んだというのも本書に収録されてある部屋、庭、設え、骨董、料理等の写真に、季節感が醸し出され見るものを圧倒させます。やはり、渋好みの彼らしいな、と。そう思いながらページをめくっておりました。さらに、現在11代目を引き継ぐ当代を始め、働いている従業員も登場し、彼らの一人一人がこの宿を守り抜くんだ、という気概と誇りに満ち満ちていたことをこの文章を書きながら思い出します。 老舗旅館として長い歴史を誇り、その伝統を維持しながらも、他方で新しいものも取り入れ、また革新をなしていく。一見矛盾するような試みを成し遂げているのは、本当にすばらしいことであると思います。ネットで調べてみると、基本的に泊まるのは2人からだそうで、1人でもとまれないことはないのですが、その分割高になってしまうのだそうです。いつか、自分もまた京都に行った際には、ぜひとも1泊をできればな、と思いつつ―。

Posted by ブクログ

2012/08/14

<老舗高級旅館の四季のしつらえ> 夏だけれど、今年は子どもの部活の予定など諸々あって、日帰りはともかく、泊まりがけの旅行はなし。今週末に実家に帰るのが旅行といえば旅行か。 ちょっと淋しいぞ・・・、と本を借りてみた。 えーい、せめて気持ちだけは思いっきり高級旅館に泊ってみます。 ...

<老舗高級旅館の四季のしつらえ> 夏だけれど、今年は子どもの部活の予定など諸々あって、日帰りはともかく、泊まりがけの旅行はなし。今週末に実家に帰るのが旅行といえば旅行か。 ちょっと淋しいぞ・・・、と本を借りてみた。 えーい、せめて気持ちだけは思いっきり高級旅館に泊ってみます。 京都市役所の斜め向かいに位置する、京都を代表する旅館の1つ、俵屋。創業300年余り、内外の著名人に愛された宿である。 本書では、四季折々の部屋のしつらえが月ごとに紹介される。 さりげないがしみじみと深く、陰翳を感じさせる日本の美。 くつろぎを感じさせながら、どこか凛とした、清潔感のある佇まい。 代々の当主が集め、さらに時を経て大切に守り伝えられてきた道具や美術品。 ゆったりとした時間が流れる旅館の空気が香り高く漂っている。 主である佐藤年さんのエッセイは、落ち着いて格調高い。 亡くなった夫君がアーネスト・サトウであったとのことで、幕末・維新の外交官?と思ったが、どう考えても年代的に合わない。1927年生まれの同姓同名の写真家なのだそうだ。 家庭画報に連載されていたものをまとめたとのこと。ああなるほど、と思う雰囲気だ。 魯山人の行灯、伊澤寛州の「托鉢行帰図」、七夕の原型である中国の乞巧奠(きこうでん)のしつらえ、太田垣蓮月尼と主の祖母との交流など、心に残るものが多い。真綿の布団は非常に高価なもののようで、さすがに贅沢すぎな気がするけれど、気持ちのよいものなのだろうか? さて、いつか一度でも泊ることがあるかどうかはわかりませんが、気持ちの上ではよい旅をさせていただきました。

Posted by ブクログ

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