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ファミリーツリー ポプラ文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
| 発売年月日 | 2012/04/05 |
| JAN | 9784591129135 |

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商品レビュー
3.6
71件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いい話だったー。 つっかえるところが何もなくて、甘くて心地よいドリンクのようにするすると読んでしまった。 途中までは本当にただただ平和。 途中からは、心のすれ違い、止めたくても止められない負の連鎖に心痛めながら読み進めないといけなくて、辛い部分もある。 リリーは夏だけ、リュウのいる長野に泊まりにくる。毎年毎年一緒に過ごして、幼い頃はただ無邪気に。小学校高学年になったら、少し男女を意識しつつ、疎ましく感じたり。高校?で男女の関係になり。大学になると、再会を果たすが、将来に対する考え方や相手のことへの不信感などから、ギクシャクしてしまう。 リュウの出口のない苛立ちは、作中では、「寂しい」ということを口に出したあたりから改善に向かう。 1人では生きていけないし、1人では困っていることも解決しない、ということだなーと思う。 また1人で生きているつもりになってもいけないなーとも感じた。リュウが閉ざしてしまっていた時、1人だった。でも、大学でできた友達と沖縄に行った時、また菊さんが亡くなって集まった時、確かに人と生きている感じがしていたし、「菊さんも連れてきたかった」のように、人を感じていたんだと思う。 もう一つ、リリーみたいに自分の夢に向かって努力しつつ、家族(菊さん)のことも大切にできるのってとてもかっこいい。 もっと若い時に読んでいたら生き方の指針にしたかったかもしれない。 (もっと若い時に読んでいたらリュウのウジウジ加減にイライラして理解できてなかったかもしれないけど。)
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『ファミリーツリー』 1. 本書を手に取った理由 小川糸さんの作品には、いつも心を「ほっと」させてくれる温かさがあります。 最近、体調を崩しがちで、心を癒やしたいと思っていた私にとって、本書『ファミリーツリー』はまさにぴったりの一冊でした。 読み終えてみると、想像以上に心...
『ファミリーツリー』 1. 本書を手に取った理由 小川糸さんの作品には、いつも心を「ほっと」させてくれる温かさがあります。 最近、体調を崩しがちで、心を癒やしたいと思っていた私にとって、本書『ファミリーツリー』はまさにぴったりの一冊でした。 読み終えてみると、想像以上に心が温まる読後感に包まれました。 ------------ 2. 物語の概要と登場人物 この物語は、長野県穂高で育った一人の男性、主人公の幼少期から大学生になるまでの成長を描いています。 彼には、東京に住む同い年の従姉妹がいました。夏の間だけ穂高に遊びに来ていた彼女は、単なる幼なじみという関係から、少しずつ、異性として意識する大切な存在へと変化していきます。 二人の間に育まれる繊細な感情の機微が、物語に温かい色彩を添えています。 ------------ 3. 人生を揺るがすターニングポイント 主人公の人生には、二つの大きな転機が訪れます。 一つ目は、子犬を拾うエピソードです。姉や家族を説得して新しい家族として迎え入れますが、不慮の事故で突然、その命を落としてしまいます。この出来事は、主人公にとって命の尊さや喪失の悲しみを深く知るきっかけとなり、その後の人生観に大きな影響を与えます。 二つ目は、長野冬季オリンピックをめぐる祖母の旅館の再生と挫折です。 祖母が営む旅館は、場所を変えてペンションとして再生を図ります。しかし、一度崩壊したバブル経済が再び戻ることはありませんでした。経済的な厳しさの中で、家族がどのように結束し、変化に対応していくのかが丁寧に描かれており、現実の厳しさと家族の絆の強さを感じさせられます。 ------------ 4. タイトルに込められた意味 タイトルの**『ファミリーツリー』 文字通り「家系図」を意味します。 家系図を書き出してみると、誰か一人を頂点に、まさに樹木のような様相を呈します。 この物語の主人公の男性は、先祖から受け継がれてきた血縁の中で、自身の生い立ちを見つめ直し、これからどう生きていくかを決意します。 家族という根っこから枝葉を広げ、新たな世代へと繋がっていく命の連鎖が、作品の根底に流れるテーマとして描かれています。 ------------ 5. 読後感と作品への評価 この物語を通して、私は「家族」というものの奥深さを改めて感じました。 血の繋がりだけでなく、人との出会いや別れ、そして様々な経験が積み重なって、私たちの人生という一本の木が形作られていくのだと教えてくれました。 小川糸さんらしい、優しく、それでいて心にじんわりと染み入る温かい読後感に満たされ、家族の温かさ、そして人生の尊さを再認識させてくれる作品でした。
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月1冊は小説を読もうと思って手に取った積読本。小川糸さんの文章はするする〜と読めて1日で一気読みしてしまいました。 家族だからこそ難しい部分はどの家庭にもあるんだなあと思いながらも、その奥には愛情があること。ご先祖様がいるから今の自分がいること。 など、色々考えさせられました。...
月1冊は小説を読もうと思って手に取った積読本。小川糸さんの文章はするする〜と読めて1日で一気読みしてしまいました。 家族だからこそ難しい部分はどの家庭にもあるんだなあと思いながらも、その奥には愛情があること。ご先祖様がいるから今の自分がいること。 など、色々考えさせられました。 以下抜粋↓ こどもは愛情がなかったら産まれてこない、 親をえらんでやってくる、 生きてると楽しいことも辛いこともある、 ご先祖様みんなからのプレゼントなんだ、って。
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