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ファミリーツリー の商品レビュー

3.5

64件のお客様レビュー

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2024/04/11

命のつながりの尊さを描いた一冊。 25歳年上の女性と関係を持つゴボウの「俺らは、この同じ時代に出会えたってだけで、奇跡なんだから」って言葉が素敵。(不倫はだめ) 同じ時代、同じ国、同じ団体… 出会いって本当奇跡みたいなもので、その中で愛する存在に出会うことはさらに奇跡。

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2024/01/13

序盤は、長野の大自然を舞台に子ども時代の幸福感満載な描写、はとこと姉との夏休み、子犬の「海」との出会いと素敵な予感に胸を振るわせた。 中盤から、はとことの恋模様に抵抗感があり冷めた。海との別れがピークであとは蛇足に感じた。

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2023/05/14

悩み苦しみがありながらもいつでも相手のことを真摯に考えていて、かけがえのない青春を感じた。穂高の描写と合わせてとても爽やかな小説だった。

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2023/05/10

泣き虫だけど一途で寂しがりな主人公 ワンコが変えたのかも。 おばあちゃんが自分で選ぶことや 人が自然に敵わないことを教えてくれて 関係性が素敵 裸だっこの幸福感

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2023/09/23

主人公が住んでいた舞台でもある穂高には何度も行っているので景色を思い浮かべながら読んだ。 自分はもう戻れない20代の描写に胸が苦しくなった。

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2023/03/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

目に見えない自然のエネルギーを感じさせる描写は流石です。マッサージや土に埋まってみる話はスピリチュアルっぽくも感じますが、小川糸さんのエッセイでお気に入りのアユールヴェーダがあることを知っていたので、ご自身の経験に基づいた表現かなと思いました。 ファミリーツリーという言葉は物語の終盤に出てきます。その頂点が菊さんというのが、説得力あります。 主人公が両親や妹との関係を修復しきれていない感じが、もや〜っと残ります。にじいろガーデンもそうでしたが、ただのハッピーで終わらない感じもまた、小川糸さんらしい。

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2022/09/11

人と繋がる、好きになる、ということをストレートに描いた作品。 悪い人は誰もいない、ちょうどよく読める作品

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2022/05/05

シンプルに生きていくってなんだろうと考えられる小説だった。菊さんの存在の大きさがどんどん増して来て、人は苦労も悲しみも包み込んで豊かな人生を送り、次世代に伝えることができるのだと感じた。田舎に帰って自然に癒されたい人におすすめ。

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2022/03/10

信州の清々しい空気がページ越しに感じられる物語でした。家族・親族のつながり、小学生だった少年少女が成人してゆく様子などが、丁寧に描かれています。 読み終わった後、長野に訪れたくなるような小説でした。

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2022/01/25

少し退屈。 何か事件があるわけでも大きな出来事があるわけでもなく、流星とリリーの小さな頃からの心情が淡々と書かれている。菊さんが亡くなったことで、流星の心が開かれていくけど、ちょっと単調すぎた。

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