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無限の網 草間彌生自伝 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2012/03/29 |
| JAN | 9784101365411 |
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無限の網
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商品レビュー
3.9
53件のお客様レビュー
エネルギーに溢れている草間彌生さん。 自己改革は死を見出すためだったとも書いてあった。 死んでなお残る作品、本当にたくさん遺されました。 RIP
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
改めて松本市民美術館に行き、素晴らしい作品に触れ、地元が松本に近くて割と身近な存在だと思ってた草間彌生だけど、実際どんな為人かは知らなかったので帰りにグッズショップにて購入。 P263 「時よ、待ってくれ。私はもっと良い仕事がしたいのだ。もっと表現したいことが、絵や彫刻の中にいっぱいあるのだ」 P267「人生は真実素晴らしいとつくづく思い、体が震えるほど、芸術の世界はつきることなく興味があり、私にはこの世界しか希望のわく、生きがいのある場所はほかにないのだ。」 文章からも溢れ出るエネルギー、熱に圧倒されました。私もそんなものに出会いたいと思えるような本でした。 あまり本質じゃない感想になるが、憎悪を抱いて飛び出した松本だけれど、P233にあるように信濃路の美しさに改めて触れ、誇りを持ってくれたことに同県民として、彼女と同じ景色を見れていることが嬉しくなりました。
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松本市美術館の常設展で、彼女の作品を観た。黄色地に黒の水玉があしらわれた『かぼちゃ』が有名であるが、天井と床の合わせ鏡の間に梯子をかけた『我ひとり逝く』が好きだ。 売店で本書を買った。彼女の生い立ち・渡米・芸術家としての成功、そして帰国。日本の狭く陰湿なしがらみから逃れ、ニュー...
松本市美術館の常設展で、彼女の作品を観た。黄色地に黒の水玉があしらわれた『かぼちゃ』が有名であるが、天井と床の合わせ鏡の間に梯子をかけた『我ひとり逝く』が好きだ。 売店で本書を買った。彼女の生い立ち・渡米・芸術家としての成功、そして帰国。日本の狭く陰湿なしがらみから逃れ、ニューヨークで大きく羽ばたいた天才芸術家の伝記である。 自身の苦悩や不安・恐怖を芸術に昇華して救済を得るのが彼女のやり方らしい。水玉や男根を反復・増殖させることで、陳腐化・矮小化するのだ。確かに、取るに足らないものなら怖くない。 ただ、合わせ鏡が作る無限反復の中を進むのは辛い。そこから逃れる術はない。それでも芸術を生み出しもがく。『我ひとり逝く』は、彼女の恐怖とそれに立ち向かう勇気と矜持を表現している。
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