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犬から見た世界 その目で耳で鼻で感じていること
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犬から見た世界 その目で耳で鼻で感じていること

アレクサンドラホロウィッツ【著】, 竹内和世【訳】

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犬から見た世界 その目で耳で鼻で感じていること

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白揚社
発売年月日 2012/03/10
JAN 9784826990516

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犬から見た世界

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商品レビュー

3.6

17件のお客様レビュー

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2023/10/29

5年前に犬を飼うにあたり結構な数の本を読んだが、犬と生活して得た知見から考えると、「犬そのもののことを知りたい」場合は本書が一番おすすめできます。 自分の犬について書かれているパートなど特に冗長なのですが、犬を飼ってる方にとっては「あるある」な事例です。 本書には犬の行動がどの...

5年前に犬を飼うにあたり結構な数の本を読んだが、犬と生活して得た知見から考えると、「犬そのもののことを知りたい」場合は本書が一番おすすめできます。 自分の犬について書かれているパートなど特に冗長なのですが、犬を飼ってる方にとっては「あるある」な事例です。 本書には犬の行動がどのような意味なのか書かれています。犬という人ではない家族を理解する近道です。

Posted by ブクログ

2021/04/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

<目次> はじめに 第1章  犬の環世界~犬の鼻から世界を見る 第2章  家に属するということ 第3章  嗅ぐ 第4章  もの言わぬ… 第5章  犬の目 第6章  犬に見られる 第7章  犬は人類学者 第8章  犬は心を読むか 第9章  犬の内側 第10章  絆が作り上げるもの 第11章  朝の大事な時間 <内容> 動物行動学者が、自分の飼っていた犬を基軸に、イヌの世界、特に心理面を綴ったもの。完全な科学論文はないが、イヌの「擬人化」を避け、丁寧に書いている。そこからわかることは、イヌの感覚は、鼻で「嗅ぐ」ことで始まり、耳で「聞く」ことも大事だが、人と接する中で目で「観察する」ことも重要視しているということだ。イヌを理解するためには、イヌにならないといけない。人が立ったままイヌと接するのではなく、イヌの目線で立ち、イヌがするように鼻で感じ(むろん人間は犬のようには臭いをかぎ分けられない)るのだ。そうすれば、夏の日中の散歩がいかに熱くいのか暑いではなく熱い。アスファルトの照り返しはもちろん、アスファルト自体が相当に熱い)わかるだろう。地表近くの臭いを感じれば、イヌがなぜあちこちの臭いを嗅ぎたがるかわかるだろう(ちょっと人にはわからない部分だが、匂いは犬のコミュニケーション)。

Posted by ブクログ

2018/12/16

読み終わって頭の中に残ったのは、「アイコンタクト」と「匂いの視覚」。 「アイコンタクト」:人が飼い犬を良く見ているように、犬も飼い主を注意深く見ている。 だから人が視線をそらすと、犬はその先にあるものにも関心が向く。 「匂いの視覚」:人は主に視覚によって現在を見ているが、犬は視覚...

読み終わって頭の中に残ったのは、「アイコンタクト」と「匂いの視覚」。 「アイコンタクト」:人が飼い犬を良く見ているように、犬も飼い主を注意深く見ている。 だから人が視線をそらすと、犬はその先にあるものにも関心が向く。 「匂いの視覚」:人は主に視覚によって現在を見ているが、犬は視覚と嗅覚によって見ている。 匂いの強弱によって新旧を感じるので現在と同時に過去も感じている。視覚だけからでは得られない距離感も「匂いの視覚」から得ている。 私は犬を飼っていないので犬の日常を知らない。犬を飼っている人が読むともっと面白いのかもしれませんね。

Posted by ブクログ

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