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マルセル
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 毎日新聞社 |
発売年月日 | 2012/03/09 |
JAN | 9784620107776 |
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マルセル
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商品レビュー
3.8
25件のお客様レビュー
初の高樹のぶ子作品でした。 京都とパリと団子坂が舞台で、ひたすらにお洒落です。 絵画とコーヒーと新聞がモチーフで、とても意識高い系です。 あぁ、この小説に登場人物になりたい、できればヒロイン千晶になりたい。 そんな風に思うのは久々のことでした。 オススメです。
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1968年、日本で起きたロートレックの名画『マルセル』盗難事件。新聞記者だった父が事件を追い続けていたことを、遺された父の取材ノートから知った千晶は、未解決の謎を辿り始める。 死ぬまで執着したこの事件を通して父を理解するため。 「死んだ」と聞かされていた母を探すため。 自らも新聞...
1968年、日本で起きたロートレックの名画『マルセル』盗難事件。新聞記者だった父が事件を追い続けていたことを、遺された父の取材ノートから知った千晶は、未解決の謎を辿り始める。 死ぬまで執着したこの事件を通して父を理解するため。 「死んだ」と聞かされていた母を探すため。 自らも新聞記者となった性から、未解決事件への興味。 ただ単純に『マルセル盗難事件』について描かれた作品と思い読み始めたけれど、どちらかというと父・母を追い求める娘の物語という面が多いのかも。 最後には、盗難事件が大きな組織犯罪へも繋がってくる。 「あれ、ここで終わっちゃうの?」感も残るけれど、この先を続けるとなると上下巻の分量になってしまうのだろうな。 ということからも、やっぱり父・母を追い求める娘の物語なのだなぁ。
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この本、単行本なのだけどBookOFFで360円で売っていた。調べてみた感じ、まだ文庫化されていないのに。高樹のぶ子の小説は一筋縄ではいかない面白さがあるのだけど、簡単に読みこなすつもりだと少しとっつきにくいのか。 このマルセルはロートレックの秀作で、京都国立近代美術館で盗まれ、...
この本、単行本なのだけどBookOFFで360円で売っていた。調べてみた感じ、まだ文庫化されていないのに。高樹のぶ子の小説は一筋縄ではいかない面白さがあるのだけど、簡単に読みこなすつもりだと少しとっつきにくいのか。 このマルセルはロートレックの秀作で、京都国立近代美術館で盗まれ、8年後にみつかた事件。これを背景にして自分の出目を探ることになる主人公。京都、そしてフランへと何かに惹きつけられるようにロートレックと出生の事実にせまっていく。360円なんてとても思えないこの世界に乾杯したくなった。
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