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チャイコフスキー・コンクール ピアニストが聴く現代 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2012/02/28 |
JAN | 9784101385518 |
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チャイコフスキー・コンクール
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チャイコフスキー・コンクール
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ロシアがソ連の時代。今と異なる国際情勢、審査員たちの人間味あふれる評価、すべてが新鮮に映って見える。 音楽的なことで気になったのは、「なぜバッハをショパンのように弾いてはいけないのか」ということを言及していたこと。 しかし、「音楽性」ということばが私には難しく、正直理解に苦しん...
ロシアがソ連の時代。今と異なる国際情勢、審査員たちの人間味あふれる評価、すべてが新鮮に映って見える。 音楽的なことで気になったのは、「なぜバッハをショパンのように弾いてはいけないのか」ということを言及していたこと。 しかし、「音楽性」ということばが私には難しく、正直理解に苦しんだ。私もピアノを習っていた頃にベートーヴェンをショパンのようには弾かないと教わっていた。そういうもんだと思ってたから、理由について詳しく知りたかった。 それにしても、トランシーバーでコミニケーションとりながら順位を決めるシーンは笑えた。 ・1位は2人がいい。ひとりは皆同じ意見で、もうひとりは審査員によって異なる。それなら、その人を1位にして2位を決めればよくないか(正論) ・「ソ連製のトランシーバーはダメだなぁ」「東京でやったときはソニー製だったからうまくいったのかもしれない」←国際ジョークで紅茶噴いた 中村紘子さんの文章は冷静で読みやすい。絶妙に感情も混じるのでそれがまたいい。 今回は図書館で借りた本だから返さないといけない。だけど、また読みたいな。
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ピアニスト・中村紘子さんが見たチャイコフスキー・コンクール。 著者が1986年の同コンクールで審査員をつとめた時の経験談を中心に、同時代のクラシック業界の事情を考察する。 コンクールとは、音楽にとってそもそも何なのか。コンクールの情景・審査員たちの生態は? そこに登場してくる...
ピアニスト・中村紘子さんが見たチャイコフスキー・コンクール。 著者が1986年の同コンクールで審査員をつとめた時の経験談を中心に、同時代のクラシック業界の事情を考察する。 コンクールとは、音楽にとってそもそも何なのか。コンクールの情景・審査員たちの生態は? そこに登場してくるのはどういう「ピアニスト」なのか。日本人がそこに参加する意義と限界とは? 彼我のピアニズムの違いとは? さらには、「ペレストロイカ」を経て、音楽地図の方はどう変わったか? などなど、今から見るといささか古い本には違いないけれども、その辺のコンクール事情・音楽事情がよくわかって面白かった。
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国際コンクールがどのように行われているか興味深いです。 小川典子先生のお名前を見つけ、小川先生もチャレンジされていたことを知りました。 その他、有名人のお名前がわんさか。楽しかったです。
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