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男と点と線 新潮文庫
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男と点と線 新潮文庫

山崎ナオコーラ【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2012/02/28
JAN 9784101383712

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商品レビュー

3.5

45件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 人間関係の葛藤
  • 恋愛の曖昧さ
  • 内面の成長
  • 日常の美しさ
  • 思いやりの重要性
  • 自己受容の旅
  • 恋愛の優しさ
  • 繋がりの難しさ
  • 文才の光る描写
  • 目覚めの瞬間

人と繋がることの難しさや、恋愛の曖昧さを描いた作品は、読者に深い共感を呼び起こします。特に、目覚めの瞬間を美しく表現した冒頭は、著者の卓越した文才を感じさせ、思わず引き込まれます。待つことの大切さや、自分自身を受け入れることの意味もテーマにされており、主人公の内面に寄り添うことで、心の葛藤や成長が伝わってきます。また、恋愛における優しさや想像力の豊かさが描かれ、日常の中に潜む美しさを再認識させてくれます。恋愛の土壌が豊かなこの国の中で、相手を思いやる気持ちがどのように育まれるのか、考えさせられる作品です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2025/06/07

松本清張さんの「点と線」の山崎さんバージョン?と思っていたら、全く推理しません(笑笑) 離婚資金、いいね、貯めた方がいいね。

Posted by ブクログ

2023/05/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あとがきにも書いてあった通り、この作家の書く物語、言葉選びのセンスはすごい。東京の話とか、名文製造機か?と思った。 フランス映画みたあとみたいな感じの読後感。あとを引く物語が多いなーと思う。 この本じゃないけど、人のセックスを笑うなと一緒になってた虫歯の話とかも、折に触れて思い出すし。 今回の短編も、とくに邂逅と、膨張の話はきっと今後も私の中に残り続けていく予感がしている。パリの話も良かった!

Posted by ブクログ

2022/10/19

違う国で起きた6つの物語集。 なんだけど、国が違うことはあとがきを読んでから気付いた。笑 外国を舞台にした話って妙に気取っていたり、優雅で羨ましいと思う反面、心がささくれだっている時は鼻で笑いたくなるような、若干の片腹痛さがあることが多い。 けれども、ゆるやかに飾らない言葉で...

違う国で起きた6つの物語集。 なんだけど、国が違うことはあとがきを読んでから気付いた。笑 外国を舞台にした話って妙に気取っていたり、優雅で羨ましいと思う反面、心がささくれだっている時は鼻で笑いたくなるような、若干の片腹痛さがあることが多い。 けれども、ゆるやかに飾らない言葉で綴られたナオコーラさんの小説は、あまりにも身近だ。だからこそ、外国が遠い世界のお話ではないような錯覚に陥る。 外国外国と言ってしまったが、6作品のうちのひとつ「膨張する話」は、唯一日本を舞台にした話で、そして私のいちばんのお気に入りだったりする。 高校3年生。2年付き合っている恋人とは一度キスをしたことがあるだけという、可愛いふたりなのだが、性に対する男子の興味と、照れからぶっきらぼうになる女子が、また違った意味で可愛い。 「なんか、顔が、…変だよ」(略) 「ごめん。お腹が痛くなってきたんだよね」(略) 「今日さ、久しぶりに海藤さんに会ったからさ、ずっと勃起してたんだよ」 「は?」 オレは面白いと思って言ったのに、海藤さんは真面目な顔をして聞いている。 「でも我慢しなきゃ、と思っていたらさ、今、お腹が痛くなってきた」 「そういうものなの?」 (略) 「もしセックスしたら、二人でもっと、いろんなことを話せるようになるよね」 と、オレは、木を見上げたまま、眉間にシワを寄せて、しんみり言った。 「いろんなこと?」 と海藤さんは聞く。 「ちんこの話とか」 「そんな話、したくない」 馬鹿げている。馬鹿馬鹿しくて素晴らしい。ああいいな。こういう会話、してるんだろうな、と思うと可愛い、高校生。 表題作の「男と点と線」もすごく良かった。 みんなが良いと思う相手を良いと思ってしまう自分がイヤで、斜に構えてムシしたりしていた男が、中年になり、ようやく純粋に相手を好きでいようと決意する話。 相手を好きだと思うことは、自分を低くすることなのだ。相手に優しくする権利が自分にあるというだけで、嬉しいことなのだ。 好きでいさせてくれるだけで、ありがたい。 さおりには何も求めない。さおりの周りにいる人間を、全員尊重する。そして、こそっと好きでいるのだ。さおりが喜ぶようなことを、少しでもできるようにする。対等でなくていい。大事にされなくていい。カップルになれなくていい。愛したい。見上げたい。惚れ込みたい。応援したい。 俺はこれからも、さおりと会う時はずっと、「あなたが大好きだ」という顔をして、一秒、一秒、見つめようと思っている。 純粋に誰かを好きでいることは、素敵だなあ。相手にわかる方法で、好きな気持ちを伝えられたら、と思ったし、伝えてほしいと思った。

Posted by ブクログ

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