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人を助けるすんごい仕組み ボランティア経験のない僕が、日本最大級の支援組織をどうつくったのか
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ダイヤモンド社 |
発売年月日 | 2012/02/18 |
JAN | 9784478017975 |
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人を助けるすんごい仕組み
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震災後10年、被災地の今を知りたくて尋ねた南三陸のホテルで出会った本。 2011年の東日本大震災直後、郷里を助けたいと立ち上がった大学講師の青年。 車に物資を積んで、友人や縁者を頼りに支援に向かい、沿岸部の惨状に圧倒され…ここまでは普通。 そのあとの動き方が「すんごい仕組み」に...
震災後10年、被災地の今を知りたくて尋ねた南三陸のホテルで出会った本。 2011年の東日本大震災直後、郷里を助けたいと立ち上がった大学講師の青年。 車に物資を積んで、友人や縁者を頼りに支援に向かい、沿岸部の惨状に圧倒され…ここまでは普通。 そのあとの動き方が「すんごい仕組み」になっていく。 SNSで惨状を伝え、どこで誰が何を必要としているか公表、それを見た不特定多数の人たちが、必要な物資を買い、アマゾンやヤマトで届けるのだ。 それで何万点もの家電や必需品が被災地の人たちに渡ったという。 また、被災者の就労支援として重機免許取得支援の仕組みを作ったり、著者はとにかく仕組みづくりに奮闘する。 すべてボランティアベースというのも、日本人やるじゃんと誇らしくなる。 個の動きでは限界があり、国や行政の動きでは中継が多すぎてつながれないところにまで支援を届かせることができた。 誰かが不当に儲けたり、搾取されたりせず、悪平等で物資を腐らせたりもせず、上手に回る仕組みは常に求められている。 著者は現在リーダーシップスクールのような学校をはじめているそう。
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・意味の原理:起きた出来事は変えられないが、出来事の意味は事後的に決まる ・10分あればできることがある、今の自分にしかできないことがある ・時間を止めて固定的に考えると、一人ひとりの力はあまりに小さく無意味なものに感じてしまいますが、時間というファクターを入れて考えるとそんなこ...
・意味の原理:起きた出来事は変えられないが、出来事の意味は事後的に決まる ・10分あればできることがある、今の自分にしかできないことがある ・時間を止めて固定的に考えると、一人ひとりの力はあまりに小さく無意味なものに感じてしまいますが、時間というファクターを入れて考えるとそんなことはないとわかります。僕らが少しでも進めておけば、そこを出発点として、子供たちが次の世代がさらに進めてくれる。強い意志は継承されます。 ・構造構成主義:「方法」というのは、必ず「ある特定の状況」で「ある目的を達成する手段」として使われる。要するに考えればいいポイントは2つしかない ・状況をトップダウンにコントロールせずに「こういうやり方をすれば、こういうことができます」とだけ示していた ・市民意志機能:一銭のお金も動いていないのに、みんなの「なんとかしたい」という気持ちだけで動いている ・最後の5%にはこだわらず、あまり厳密に考えすぎずに、95%のところでどんどん迅速にやっていく ・原理というのは、それに沿ったから必ずうまくいくというものではないが、それから外れると必ず失敗するものなのである。そのため、「状況」を捉え損ねると必ず失敗してしまうのである ・「目的」を共有することは、活動が目的からぶれないためにも重要になる ・すべての価値は、欲望や関心、目的といったことと相関的に(応じて)立ち現れる。「我々の製品やサービスにできることはこれである」ではなく、「顧客が価値ありとし、必要とし、求めている満足がこれである」 ・活動の良しあしは関心相関性に応じて判断される。 ・名は時空間的なまとまりを生み出す形式である。たまたま集まった人たちにチームの名前をつければ、そこにはある種のまとまりが生まれる。役職名が与えられれば、その名にふさわしい動きを意識するようになる ・反省会は、自分たちの足りなかったことにフォーカスを充てることになるため、気持ちだけで動いている人のエネルギーを奪いという、ボランティア組織にとっては致命的な欠点を持っている ・その人の存在(Being)を認めることを前提として、行為(Doing)の結果(Output)も適切に評価できるようにすること ・ボランティア組織は感謝を忘れた時に崩壊する ・問い方を根本的に変える:「原発は是か非か」ではなく、双方の関心を織り込むように「原発をなくしても問題が生じないようにするにはどのようにすればよいのか」
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P283 公平主義からの脱却 「行政の足かせになっていたのが「全員に、完全に同一の物を、同時期に配らなければならない」という「公平主義」である。 なるほど。一部のクレーマーのおかげで行政が慎重になってしまう理由だ。
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