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〈子供〉の誕生 アンシァン・レジーム期の子供と家族生活
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〈子供〉の誕生 アンシァン・レジーム期の子供と家族生活

フィリップ・アリエス(著者), 杉山光信(訳者), 杉山恵美子(訳者)

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〈子供〉の誕生 アンシァン・レジーム期の子供と家族生活

定価 ¥6,380

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 1980/12/10
JAN 9784622018322

〈子供〉の誕生

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商品レビュー

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2024/02/18

タイトルで学齢期前の子どもについての考え、つまり子供は小さい大人、という考えの本とばかり思っていたら違った。アンシャンレジューム期の王の子どもから大学生、及び学齢期の子までを描いている。学齢期前の子どものことをもっと調べて書いてほしかったが残念ながら文献に残っているのは王の子ども...

タイトルで学齢期前の子どもについての考え、つまり子供は小さい大人、という考えの本とばかり思っていたら違った。アンシャンレジューム期の王の子どもから大学生、及び学齢期の子までを描いている。学齢期前の子どものことをもっと調べて書いてほしかったが残念ながら文献に残っているのは王の子どもだけのようであり、一般庶民の子どもについてはほとんど描かれていないのが残念である。  日本の教育学にはあまり役には立たないかもしれない。西洋の学校や教育制度を専門として考えるのであれば必須のものとなるであろう。  冒険の書のおすすめ本である。原価が5500円とあるので学部の学生にとっては手が出ない価格で、図書館で読むしかない本のために、あまり引用が多くないのかもしれない。文庫本化を切に望む。

Posted by ブクログ

2021/12/06

読みやすい本ではなかったが、読んで良かった。提示するテーマが、特に当時としてものすごく示唆に富むものであったことは想像に難くない。これらに関連する他の著書も、ぜひ読んでみたくなる。

Posted by ブクログ

2010/03/15

〔 外国ものだが、いまだに信じている人がいるらしい。中世において「子供」は「小さな大人」で、子供という概念はなかった、という説が、どうもフェミニズムにとって都合がいいらしいのだが、まっさきに批判したものとしてリンダ・ポロクの『忘れられた子どもたち』(邦訳、勁草書房)がある。その後...

〔 外国ものだが、いまだに信じている人がいるらしい。中世において「子供」は「小さな大人」で、子供という概念はなかった、という説が、どうもフェミニズムにとって都合がいいらしいのだが、まっさきに批判したものとしてリンダ・ポロクの『忘れられた子どもたち』(邦訳、勁草書房)がある。その後も続々と批判が出て、現在は破綻した説である。〕(小谷野敦『評論家入門』091頁)

Posted by ブクログ

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