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冬の灯台が語るとき ハヤカワ・ミステリ1856
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2012/02/10 |
| JAN | 9784150018566 |
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冬の灯台が語るとき
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冬の灯台が語るとき
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商品レビュー
4
30件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
スウェーデンの作家、ヨハン・テオリンのエーランド島四部作、第二弾。秋の次は冬。 双子の灯台があるウナギ岬の館に引っ越してきたヨアキム一家。その館は難破して死者を出した船の材木からできていた。 一方、エーランド島に新設された警察署に勤務することになったティルダ。赴任早々、ウナギ岬の館に住む一家に悲劇が起こったことを聞いて… 今作ではウナギ岬に引っ越してきたヨアキム、新任の警察官であり前作の探偵役イェルロフの親戚でもあるティルダ、空き家泥棒のヘンリクの視点から語られる現代パートと、ウナギ岬の歴史を過去から現代に辿るパートの、大きく二つがある。 前作でも二つのパートがあったが、今作もこの二つの流れがどのように合流するか、楽しみの一つになると思う。 前作との違いは、前作はミステリ寄りの現代パートと、ノワール寄りの過去パートだったが、今作はどちらのパートもゴシックホラー寄り。もちろん事件は起きるし、ヘンリクの視点はサスペンス風なのだが、どこかゴシックホラー風味(ゴーストストーリー風味?)が全体的に漂う。 正直、展開は遅いし、全体的に地味で冗長という意見もあると思う。ただ言い換えれば、ゆったりとした雰囲気で、長くエーランド島に浸れるので、ありかなと思う。前作は黄金色のエーランド島の雰囲気を。今作では、暗く厳しい冬の情景が描かれる。島の四季を堪能したい。
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ヨハン・テリオン四季シリーズ第2弾、冬。今回はエーランド島東部のウナギ岬が舞台。地図が載っていたので今までよくわからなかった位置関係がわかってよかった。現実の地名と架空の地名が混ざっているとはいえ、やはり位置関係は分かっていたい。 ウナギ岬の家に越してきた幼い子供のいるヨアキム...
ヨハン・テリオン四季シリーズ第2弾、冬。今回はエーランド島東部のウナギ岬が舞台。地図が載っていたので今までよくわからなかった位置関係がわかってよかった。現実の地名と架空の地名が混ざっているとはいえ、やはり位置関係は分かっていたい。 ウナギ岬の家に越してきた幼い子供のいるヨアキム夫婦、島で押し込み強盗をする若者3人、そして島に赴任した若い女性警官ティルダ。この三者の物語が絡み合う。 そして今回大きく存在感を放つのがヨアキム夫婦の越してきた家。その家は1846年にウナギ岬沖で遭難した船の木材で建てられたのだった。それだけで何か因縁が生まれるかも、と思うが、案の定、納屋には家に住んで死んだ者たちの名前と年月が刻み込まれた隠し部屋があった・・ ヨアキムの妻カトリン、そしてティルダの祖父もこの家に関係があった・・ そしてこの家の話が、カトリンの母の書いた手記によって語られる、という構造になっている。このカトリンの母も強烈な存在感。 事件は早々に、ヨアキムの妻がウナギ岬の灯台の麓で死ぬ。足をすべらせての事故死と思われたが、ここでイェロフ爺さん登場! なんといっても新任警官ティルダの大叔父なのだ。イェロフの船乗りとしての経験と、死んだ妻の気配に囚われるヨアキムの思いが事件解決につながる。わかってしまえばちょっとあっけない感じだが、そこに至る、家が生きているかのような描写、家に生きてきた昔の人たちの息遣いが、読んでる身体を覆う。 クライマックスは、強盗を追ってウナギ岬の家に収束する場面。その時は何十年に一度かのブリザードでその描写がすごい。雪嵐というと単に雪が舞っているだけかと思ったら、エーランド島のブリザードは地面の砂をも含む雪風となり目をやられてしまうという描写。 ブリザードが止んだ翌朝、晴れ渡った空。ヨアキムも子供たちも新しい生活が始まるだろう、と感じる。 2008発表 2012.2.15発行 図書館
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これはミステリなのか?と思うほど、推理は遅々として進まない。主人公の心の不安定さがオカルト的なものにつながって、不思議な雰囲気を出している。屋敷にまつわる歴史も加わって、全体として暗いトーン。終盤、一気に事が進むので、その緊張感で読むのが止まらなかった。
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