後白河法皇 平家を滅亡させた黒幕 幻冬舎新書

河合敦【著】

• 販売会社／発売会社: 幻冬舎
• 発売年月日: 2012/01/28
• JAN: 9784344982468

商品レビュー

2024/11/05

平家物語を読んでいるかの様に「後白河法皇」関連エピソードがあるものの、性格描写は裏付ける事実に関連づけてなく浅い掘り下げ、俗説まみれのエピソードで良しとしているネット記事程度の
どうしても保元の乱・平治の乱説明にページを奪われるので後白河法皇の何を描きたかったのか・・・もう少し極端に絞った方が、賢帝か愚帝かを新解釈で読み解くと帯書きされた投げかけに答えられるだろう
人物関係整理のため時々系図を入れるのが一般書の作法なのに・・・参考にした説をこまめに書けば良いのに、よりによって河内祥輔ぐらいしか・・・

2016/01/31

激動の平安末期を生きた立役者でありながら、これまであまり語られることのなかった後白河法皇についての一冊。

保元・平治の乱、平家との蜜月とそれからの脱却、源義仲や義経・頼朝との距離、あと今様に狂ってたことなど断片的な知識はあったが、それらについて初めて系統だって知ることができた。

2013/02/24

読みやすいし、面白い！
後白河という人物を知るにあたって、とても参考になった一冊。
いままで後白河というと、策略家で腹黒く、性格の悪い人のイメージが強かったが、そういう評価は見直さなければいけないと強く思った。
ますます彼に興味を持った。