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日本人の死生観を読む 明治武士道から「おくりびと」へ 朝日選書885
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2012/02/10 |
JAN | 9784022599858 |
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日本人の死生観を読む
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宮沢賢治が描く死の場面 向こう側の世界を垣間見る 大局的な死生観の併存 死生観を物語で表す 1章 「おくりびと」と二一世紀初頭の死生観 死に向き合うことの勧め 死を超える力はいずこから 欧米からの移入と日本の死生学 第2章 死生観という語と死生観言説の始まり 死生観という語が優勢...
宮沢賢治が描く死の場面 向こう側の世界を垣間見る 大局的な死生観の併存 死生観を物語で表す 1章 「おくりびと」と二一世紀初頭の死生観 死に向き合うことの勧め 死を超える力はいずこから 欧米からの移入と日本の死生学 第2章 死生観という語と死生観言説の始まり 死生観という語が優勢になった敬意 武士道的死生観 死生観はなぜ必要か 死生観論述の時代背景 第3章 死生観を通しての自己確立 教養成年の死生観 志賀直哉の自己確立 死生観を描く教養小説 死生観文学の系譜 第4章 「常民」の死生観を求めて 死生観を問う民俗学 固有信仰論に世代間連帯の思想を見る 近代人の孤独から死の意識を透視する 第5章 無惨な死を超えて 戦中派の死生観の内実 内なる虚無との対面 協働行為としての戦争の意味・無意味 死生観と倫理 他者に即して戦争の死を捉え返す 第6章 がんに直面して生きる 死生観の類型型 死に向かう旅路
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死生観を集めてくる対象範囲にやや偏りがあるように思いました。もう少しこの分野を広く捉えて読んでいきたい。
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●日本についてもっと知りたいという思いから、本書を手に取った。日本独自の死生観に触れることはできるかと期待したが、何ともよくわからなかった。 ●映画『おくりびと』に象徴されるシーンとして、納棺夫となった主人公の妻が、彼に向かって「穢らわしい。近づかないで」と言い放つシーンがある。...
●日本についてもっと知りたいという思いから、本書を手に取った。日本独自の死生観に触れることはできるかと期待したが、何ともよくわからなかった。 ●映画『おくりびと』に象徴されるシーンとして、納棺夫となった主人公の妻が、彼に向かって「穢らわしい。近づかないで」と言い放つシーンがある。しかし、なぜ「死=穢れ」となるのだろう? もちろん、「死」が恐怖や遠ざけたいもの、否定したいものといった感情を喚起するものだということは何となくわかるが、なぜ「穢れ」と結びつくのだろう? そもそも「穢れ」とは何か? さらなる知的好奇心が湧いた。
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