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メノン 徳について 光文社古典新訳文庫
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メノン 徳について 光文社古典新訳文庫

プラトン【著】, 渡辺邦夫【訳】

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メノン 徳について 光文社古典新訳文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2012/02/14
JAN 9784334752446

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商品レビュー

3.6

16件のお客様レビュー

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2024/05/26

徳は他人から教えられるものではない。最後には結局、徳とは何であるかという問いに戻る。人生において何が大切なのか気づきを得られた。

Posted by ブクログ

2024/01/31

意外と面白かった哲学の本。哲学は自分にとって難しいが、これは比較的読みやすい方だと思う。自分は、ソクラテスの考えにはメノンのように「その通りです」とか簡単に頷けなくて、それは違くない?と思ってしまう部分もあった。だが、哲学の考え方を教養として学べて良かった。 自分の友人がソクラテ...

意外と面白かった哲学の本。哲学は自分にとって難しいが、これは比較的読みやすい方だと思う。自分は、ソクラテスの考えにはメノンのように「その通りです」とか簡単に頷けなくて、それは違くない?と思ってしまう部分もあった。だが、哲学の考え方を教養として学べて良かった。 自分の友人がソクラテスを「屁理屈おじさん」と呼んでいたのが面白かった。

Posted by ブクログ

2023/11/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今作のソクラテスは、美少年を前にしていつになく優しい。「徳は教えられるものなのか」というメノンの質問から始まって、「徳とは何なのか」という大本の定義の問いと行き来しながら、対話を続けていく。最初はメノンのいい加減な定義をいちいち正していたが、メノンの逆切れから「想起説」のお披露目へとつながっていくなど新しい展開もある。あと、解説が懇切丁寧で安心した。 徳とは何か、徳は教えられるか、という話は「プロタゴラス」でもあったが、やはりメノンの若さなのか、プロタゴラスの方が切り返しはうまかったし、論点によっては議論をより進められているように思う。ただ常にソクラテス主導で進む分、「メノン」のほうが話はすっきりしている。解説の「プラトンは徳が『教えられる』ものではなく想起によって『学習する』ものだと示唆している」という話は自分ではそこまで読み取れなかったけれど、勉強になった。

Posted by ブクログ

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