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共喰い
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共喰い

田中慎弥【著】

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共喰い

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2012/01/27
JAN 9784087714470

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商品レビュー

3

364件のお客様レビュー

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2013/09/20

とりあえず読んだが、それだけです

予想通りというか、まあ読むことは出来ました

どいる

2026/03/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

○共喰い 昭和63年夏、下関。 主人公・遠馬の父親は、女性を殴ることでしか欲望を満たせない残酷な性癖を持っている。 そんな父の血を引く遠馬は、自分の中にも父と同じ暴力の衝動が潜んでいることに気づく。父への嫌悪、父と同類になる恐怖を抱く遠馬の葛藤が描かれる。 廃れゆく地方の頽廃的な雰囲気を、乾いた文体で効果的に表現している。読みながらジメジメ感がもの凄く伝わってきた。 さらに、まだ性的価値観がギリギリオープンだった昭和末期の閉鎖的なコミュニティの空気感がとても丁寧に描かれている。 息子の彼女を含め、誰彼構わず性交する父親が絶対悪の存在として描かれる。 そんな父親を殺す実の母・仁子。そんな父親から逃れる継母・琴子。そんな彼女たちの行動を通して、女性たちの自我の解放の萌芽も描かれていると感じた。 思春期のやり場のない欲求不満の生々しい描写が続くため、本作が女性の理解を得るのは中々難しいのではないかと思った。 遠馬が自分と同類の父を葬り、血縁の呪縛から解放されることを示す、「共喰い」というタイトルが秀逸。 ○第三紀層の魚 釣り好きの少年・信道が、曾祖父の死と故郷との別れを通して「過去の重み」と「成長」を感じる物語。 「共喰い」と同様の淡々とした文体ながらも、全く別の雰囲気を持つ作品。小学4年生の内面描写がとても丁寧で、優しくて美しい物語。幅広い作品を書ける著者の力が存分に発揮されている。 メインとなるのは、主人公・信道と曽祖父のやりとり。信道は曽祖父から何度も「戦争・炭鉱・釣り」の話を聞かされて育ってきた。その中で、チヌ釣りは二人に共通の生きがいとなる。しかし、信道はなかなかチヌを釣ることができない。 そんな折、曽祖父が倒れ、母の仕事の都合で信道は東京に引っ越すことになり… 死の間際に曽祖父が息子への悔恨を表した場面や、祖母と信道が一緒に棺に日の丸を入れた場面に感動した。ひたむきに仕事をしながら家計を支える母親の存在も非常に大きい。 曽祖父の死後、信道は東京引越し前の最後の賭けとしてチヌを釣りに行く。しかし、チヌではなくてマゴチが釣れてしまい、嫌いな釣り場の常連客に助けられる。 そして、曾祖父の死や故郷との別れなど、様々な思いが去来して信道は初めて涙を流す。 美しい幕切れだった。 随所に郷土愛を感じる文章。下関(関門海峡)の魚は本当に美味しい。作中で言及されていた地元民からは邪道とされている唐戸市場だが、自分は大好きだ。

Posted by ブクログ

2026/02/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

二つの物語を通して読みました。川が全てを飲み込みながら今も私の中で流れていて、このあとどこへ流されていくのか、もうあまり細かいことは考えたくない、考えられなくても流されればいいかと思いました。ちょうど霧が立ち込める雨と湿気の下で読んだので、余韻に浸っています。もう一つの物語は、泣いてしまいました。余韻と言えばこちらも、包丁が骨に当たる硬い音が響き続けています。

Posted by ブクログ