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謎のチェス指し人形「ターク」
定価 ¥2,640
2,475円 定価より165円(6%)おトク
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | NTT出版 |
発売年月日 | 2011/12/21 |
JAN | 9784757142848 |
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謎のチェス指し人形「ターク」
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謎のチェス指し人形「ターク」
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18世紀、機械仕掛けのオートマトンは貴族の見世物として人気があった。 空気の流れと指の動きを模したフルートを吹くオートマトンなども存在していた。 ハンガリーの文官、ヴォルフガング・フォン・ケンペレンは技術にも通じ、マリアテレジアの宮廷に召し出されてオートマトンを目にするこ...
18世紀、機械仕掛けのオートマトンは貴族の見世物として人気があった。 空気の流れと指の動きを模したフルートを吹くオートマトンなども存在していた。 ハンガリーの文官、ヴォルフガング・フォン・ケンペレンは技術にも通じ、マリアテレジアの宮廷に召し出されてオートマトンを目にすることになる。 その場でケンペレンは、私なら誰も見たことがない、より素晴らしいオートマトンを作って見せると主張した。 そして1770年、ケンペレンが作成したのは自動でチェスを指すオートマトンだった。 チェス盤が置かれたテーブルには歯車がセットされ、そのテーブルを前にしてローブとターバンをまとう人形型オートマトンは「ターク(トルコ人)」と呼ばれた。 驚くことに、タークは自動でチェスを指し、その腕前は並みのチェスプレイヤーを凌駕した。 タークの仕組みを解明しようとするも、完璧に見破ることができなかった。 タークは完全に自律思考してチェスを指しているのか、 後ろで誰かが操っているのか、 人形の中に誰かが入っているのか。 話題が話題を呼び、ヨーロッパ各国を巡業し、持ち主も変わり、最後にはアメリカに渡ったのち火事で消失するまで85年チェスを指し続けた。 タークの秘密とは何だったのか。 機械は自律思考するかという問いの根源は250年前のオートマトンにあった。
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2012/1/15 新刊棚で見つけて借りて読み始める。 すごく面白い。ので、1/17 あっという間に読んでしまった。 まだ、秘密がわかるところまでは、読んでいないので 興味しんしん。 それにしても、「オートマトン」すごいものがたくさんあったのね。 日本の「からくり人...
2012/1/15 新刊棚で見つけて借りて読み始める。 すごく面白い。ので、1/17 あっという間に読んでしまった。 まだ、秘密がわかるところまでは、読んでいないので 興味しんしん。 それにしても、「オートマトン」すごいものがたくさんあったのね。 日本の「からくり人形」でもびっくりさせられるが、そんなもんじゃない! 「ターク (トルコ人) 1770〜1854年」は、巧妙に動くだけでなく、チェスを指すのだ。 そしてなんと、世界最高のチェスチャンピオンも負かしてしまう強さ。 誰も、その仕組みを解明することができない! 作ったのは、ハンガリーの文官(枢密顧問官) 『ヴォルフガング・フォン・ケンペレン』。(発明家、技術者でもあり多才) 後を引き継いで 世界中にその実力を広めたのは、『ヨハン・ネポムク・メルツェル』 (発明家、技術者、興行師) メルツェルのあと、1854年火事で消失してしまい 秘密はわからずじまい・・・、 最後の所有者ジョン・ミッチェルの息子サイラス・ミッチェルが、1857年 初めてその秘密を解き明かした。 その精巧な仕組みが本当に動くか、1971年ジョン・ゴーガンが新生「ターク」をつくり、チェスの試合を行い実証した。 登場人物も豪華! 1700年代の西欧王侯、マリア・テレジア、ナポレオン など。 ベートーヴェン、エドガー・アラン・ポー、当時の芸術家や知識人、技術者。 そして、現代のコンピューター技術にいたる多くの人。 本書の最後には、最強のチェス専用のスーパーコンピュータ「ディープ・ブルー」と チェスチャンピオン「ガルリ・カスパロフ」氏の対局について書かれている。 ☆ ちょうどのタイミングで 2012年1月14日「将棋:コンピューターソフト、113手で米長永世棋聖を制す(第1回将棋電王戦)」というニュースが流れたところ。 囲碁ソフトは、まだまだのようですが・・・。 内容は、「訳者解説」に、非常にうまくまとめられています。(<==本文を読んでから、読むこと) 巻末には、参考文献、索引とあわせて、「オートマトンと計算機械の歩み」という年表もあり、見ているだけでも面白い。 → 「オートマトン」 でGoogle検索 訳者のあとがきに紹介されていた → 演劇企画体ツツガムシ「automata【オートマタ】」
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以前に朝日新聞の書評でみて、読みたいと思っていた本。1700-1800年頃に作成されてみんなの前でチェスを指して見せたという、今でいうロボットのことを描いた本。構成はあたかもサスペンスのような感じで、最初は謎でいっぱいだったすごい人形に、様々な人が疑問を呈してゆく展開。そして最後...
以前に朝日新聞の書評でみて、読みたいと思っていた本。1700-1800年頃に作成されてみんなの前でチェスを指して見せたという、今でいうロボットのことを描いた本。構成はあたかもサスペンスのような感じで、最初は謎でいっぱいだったすごい人形に、様々な人が疑問を呈してゆく展開。そして最後は、現在のコンピューターのことにもつながる展開になってゆく。
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