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謎のチェス指し人形「ターク」
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謎のチェス指し人形「ターク」

トムスタンデージ(著者), 服部桂(訳者)

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謎のチェス指し人形「ターク」

2,640

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NTT出版
発売年月日 2011/12/21
JAN 9784757142848

謎のチェス指し人形「ターク」

¥2,640

商品レビュー

3.8

15件のお客様レビュー

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2026/04/17

マリア・テレジアの指示により宮廷技術者によって製作されたチェス指し人形ターク。産業革命前夜の当時、このようなオートマトンが数多く製作され、その複雑な機構がその後の産業革命に寄与したという背景は興味深い。タークや他のオートマトンを伴ってヨーロッパ・イギリス、アメリカなど広く公演を行...

マリア・テレジアの指示により宮廷技術者によって製作されたチェス指し人形ターク。産業革命前夜の当時、このようなオートマトンが数多く製作され、その複雑な機構がその後の産業革命に寄与したという背景は興味深い。タークや他のオートマトンを伴ってヨーロッパ・イギリス、アメリカなど広く公演を行い、フリードリヒ大王やナポレオン、ポーなど当時の多くの著名人が対戦や観覧した中、チャールズ・バベッジはタークに影響を受けて、階差機関や解析機関の製作に着手したという流れは熱い。タークとそれを取り巻く人々の様子は、人間の代わりとなる機械に対する憧れや不審が見て取れる。

Posted by ブクログ

2025/10/13

18世紀に一世を風靡したチェスを指す人形「ターク」の誕生から焼失を描く一代記。さらにはその末裔とも言えるディープブルーまで視野に入れている。 まず何よりもタークのチェス指しが図抜けた興業であったこと。そしてチェスを指すということが一種知性の証拠だと考えられていたこと。ほぼ正確で...

18世紀に一世を風靡したチェスを指す人形「ターク」の誕生から焼失を描く一代記。さらにはその末裔とも言えるディープブルーまで視野に入れている。 まず何よりもタークのチェス指しが図抜けた興業であったこと。そしてチェスを指すということが一種知性の証拠だと考えられていたこと。ほぼ正確ではないかと思われる後世の復原があったとは言え、結局正体不明のまま消失してしまったことなど読みどころの多い一冊だったのだが、何よりもワクワクしたのは、まだ作家になる前のあのお方のタークとの邂逅が、あの小説ジャンルの萌芽となったかも知れないということだった。その方が誰か、まぁ言わなくてもわかるだろうけど、ちゃんと知りたい人は読んでみてね(笑)。

Posted by ブクログ

2025/09/06

1770年に作られた、通称「ターク(トルコ人)」というチェスをさすオートマトンをめぐるお話。本当に機械なのか、それとも中に人が入っているのか、たくさんの人がそれぞれの持論を展開していて面白かった。 タークは結局、中の人が動かしていたけれど、この発想が今のコンピューターにつながって...

1770年に作られた、通称「ターク(トルコ人)」というチェスをさすオートマトンをめぐるお話。本当に機械なのか、それとも中に人が入っているのか、たくさんの人がそれぞれの持論を展開していて面白かった。 タークは結局、中の人が動かしていたけれど、この発想が今のコンピューターにつながっているところが感慨深い。 以下メモ ・複雑なパンタグラフを備えてはいるものの、タークは基本的に技術者ではなく奇術師の工夫の事例だと考える。タークの内側の機械が動いていることはその一部であって、見ている人にどういう影響を与えるかが問題で、奇術師が講演するときに見せる劇的な演出が大切だと主張する。 ・タークの公開された初期には、それが完全に機械だけで動いていると信じることは法外な話ではなく、多くの教養ある観察者がそう信じていた。18世紀末という時代は、機械装置によって開かれる可能性は無限に思われた。 しかし、19世紀になると、人々は機械に何ができて何ができないかについて、より正しく評価できるようになっていったのだ。 ・世界で最も強いチェスの指し手を破るというケンペレンの夢はついにかなうこととなった。それは奇術ではなくコンピューターに託すことで実現した。

Posted by ブクログ

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