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都市と都市 ハヤカワ文庫SF
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2011/12/21 |
| JAN | 9784150118358 |
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都市と都市
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商品レビュー
3.7
94件のお客様レビュー
魅力的なあらすじ紹介。 オーソドックスなミステリの導入。 ほどよい期待感から読み始めるやいなや次々出てくる作品独自の用語、概念。 そして作中でその説明がほぼないまま2、300ページひたすら進んでいくものだから挫折しそうになった(というか1度挫折した)。 説明されない言葉も異なる...
魅力的なあらすじ紹介。 オーソドックスなミステリの導入。 ほどよい期待感から読み始めるやいなや次々出てくる作品独自の用語、概念。 そして作中でその説明がほぼないまま2、300ページひたすら進んでいくものだから挫折しそうになった(というか1度挫折した)。 説明されない言葉も異なる文脈で何度も何度も登場するからそのうちなんとなく意味やイメージがわかってくる。 なんだか外国語の学習みたいだなぁ、と思って楽しみ始めたあたりから怒涛のごとくストーリーが終結に向けて突き進んでいく。 最後は正直尻切れトンボで、中盤まで高まっていった期待感に対しては物足りない印象があったものの、前述のような普段あまり本を読んでいて感じない感情というか楽しみ方を出来たことが新鮮な作品だった。
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再読。んなアホな。と思うような奇想を繰り広げているのにそれを大真面目にハードボイルドな刑事小説として書いている点が何より面白い。モザイク状に都市と都市が重なり、住人は相手側の町の人々を「見ない」ふりをしながら過ごす。犯罪事件の経過以上に、話が進むとわかってくる”都市の成り立ち”が...
再読。んなアホな。と思うような奇想を繰り広げているのにそれを大真面目にハードボイルドな刑事小説として書いている点が何より面白い。モザイク状に都市と都市が重なり、住人は相手側の町の人々を「見ない」ふりをしながら過ごす。犯罪事件の経過以上に、話が進むとわかってくる”都市の成り立ち”が魅力的で社会人類学のような趣きさえ感じることだろう。主人公の立ち位置が都市から都市へ、都市と都市の狭間へ、その先の未知なる都市へと変化していくことにより、立体的に社会の情勢が見えてくるあたりや、その仕組みに対してバカバカしいと喝破する部外者を登場させるあたりは、物語の枠組みを批評的に語っているようでもあって、そのような一筋縄ではいかないところも作品そのものへの興味を持続させる。大真面目に書きすぎて途中経過の盛り上がりに欠けているとは思うものの、2周目の読書ではそれも含めて楽しめた。こんな奇抜な設定なのにここまできちんと刑事小説書いてるってところが一番ツボ。あとスキンヘッドにピアスをじゃらじゃら付けたジェイソン・ステイサムそっくりの著者近影も好き。
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前半読みにくく挫折しそうになったが、後半は物語のテンポが良くて一気に読めた。 SFを期待して読んだが内容は大方ミステリーサスペンスといった類。 ベジェルとウル・コーマという2つの全く同じ形の都市がお互いを物理的に見ないようにして共生しているという、かなり面白いが同時にかなり突飛な...
前半読みにくく挫折しそうになったが、後半は物語のテンポが良くて一気に読めた。 SFを期待して読んだが内容は大方ミステリーサスペンスといった類。 ベジェルとウル・コーマという2つの全く同じ形の都市がお互いを物理的に見ないようにして共生しているという、かなり面白いが同時にかなり突飛な世界観を見事に書き上げている。 クロスハッチやトータル、ブリーチといった独自のワードや世界観、どれも現実離れしてぶっ飛んでるのに不思議な説得力がある。 また凄くファンタジックな設定なのに同時に現実味もディストピア味もあってハードボイルドな雰囲気もあるので凄い筆致力だと感じた。 ベジェルとウル・コーマのそれぞれの都市の個性も有り、刑事バディ物の良さも有り、読み終えると奥深いなと感じられる作品だった。
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