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ブラック・スワン降臨 9・11-3・11インテリジェンス十年戦争
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2011/12/07 |
JAN | 9784103823056 |
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ブラック・スワン降臨
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商品レビュー
3.8
41件のお客様レビュー
古い本だけど、現在の予兆をうかがわせる内容ばかりだ。これ以後にトランプが出てくる。中国の軍事大国化、日本のインテリジェンスの脆弱さなどなど。少し気になるのは、ウクライナがロシアの兵器廠といわれていたそこに、なぜ侵攻したのかということだ。プーチンは、工廠ごと欲しかったのか。もういま...
古い本だけど、現在の予兆をうかがわせる内容ばかりだ。これ以後にトランプが出てくる。中国の軍事大国化、日本のインテリジェンスの脆弱さなどなど。少し気になるのは、ウクライナがロシアの兵器廠といわれていたそこに、なぜ侵攻したのかということだ。プーチンは、工廠ごと欲しかったのか。もういまは、かなわないけど。
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アメリカ同時多発テロと福島原発事故がほとんどのドキュメント。ほかの本でも読んでいたことでもあり、すでに分かっていることもあったのだけれど、それでもやっぱり興味深かった。 戦争と常に向き合っているアメリカと70年も戦争や大きな紛争と無縁の日本。危機管理能力も政治姿勢も大人と子供ほ...
アメリカ同時多発テロと福島原発事故がほとんどのドキュメント。ほかの本でも読んでいたことでもあり、すでに分かっていることもあったのだけれど、それでもやっぱり興味深かった。 戦争と常に向き合っているアメリカと70年も戦争や大きな紛争と無縁の日本。危機管理能力も政治姿勢も大人と子供ほどの違いがある。福島の災禍も腹の座った度胸ある政治家、総理大臣が対処していれば防げたことであったかもしれない。 わからない難しい漢字が結構多かったけれど、著者の筆力なのかぐいぐい引き込まれてスラスラ読め、ほぼ1日で読み切った。
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『鳴かずのカッコウ』を読んで、手嶋氏の読み飛ばしていた著作を拾っておこうと図書館で借りて読んでみた一冊。 さすがに、10年も前の本なので、話題はもはや“懐かしさ”を感じるものだった。ただ、2001年の同時多発テロ事件以降、アメリカの弱体化、迷走、それに付け入る様に台頭してきている...
『鳴かずのカッコウ』を読んで、手嶋氏の読み飛ばしていた著作を拾っておこうと図書館で借りて読んでみた一冊。 さすがに、10年も前の本なので、話題はもはや“懐かしさ”を感じるものだった。ただ、2001年の同時多発テロ事件以降、アメリカの弱体化、迷走、それに付け入る様に台頭してきている中国が、当時の脈動から今に至っているのだなと思うと、ゾっとするものがある。 著者のことを知るきっかけとなった9.11. そのことに触れた第4章ワシントン支局の264時間は、なかなか読ませるものがあり、遠く日本からではあるが、リアルタイムで同じ時を過ごしていたと思うと感慨深い。もっとこの章にページを割いてくれてもよかったのにと思う。それにしても、4章の最後の小見出し「寛容さを失ったアメリカ」は、そのまま、それ以降、継続しているとも取れる。 本書では、アメリカは10年越しの復習を果たし(2011年5月ネプチューンの槍作戦でのウサマ・ビンラディン殺害)、立て直しを図ったかのように見えるが、オバマの後の、2016年トランプ政権の出現までは予見できていない。 帝国主義(あるいはファシズム)が退けられ、社会主義・共産主義が敗北し、自由民主主義が生き残った今日ではあるが、対立軸を無くし、もはや己の立ち位置さえ定まらないのではなかろうかという気がしないでもない21世紀。 だからこそ、インテリジェンスの必要性はさらに増すというものか。
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