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さよなら!僕らのソニー 文春新書
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商品詳細
内容紹介 | テレビ事業では7年連続営業赤字を出し、苦境にあるソニー。かつてのソニーは夢のある商品を市場に送り出してきた。ソニーに復興の兆しはあるのか? |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2011/11/18 |
JAN | 9784166608324 |
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さよなら!僕らのソニー
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商品レビュー
3.4
115件のお客様レビュー
•ソニーがハードからソフトへと転換を図ったこと、技術軽視に傾いたこと、技術者の流出、経営状態が悪化した経緯がよく分かる。 •一方で出版後10年以上経った今、ソニーはソフト変換の成果をもとに大復活を見せている。当時の判断は間違っていないとも言える。 •さらに、ハードの凋落もイメージ...
•ソニーがハードからソフトへと転換を図ったこと、技術軽視に傾いたこと、技術者の流出、経営状態が悪化した経緯がよく分かる。 •一方で出版後10年以上経った今、ソニーはソフト変換の成果をもとに大復活を見せている。当時の判断は間違っていないとも言える。 •さらに、ハードの凋落もイメージセンサーやデジカメのコア技術で復活を見せており、その後10年で何が起こったのか、興味深い。
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※このレビューにはネタバレを含みます
「技術のソニー」ブランドはいかにして凋落したのかを、ソニーの経営陣の動きから読み解いた本。 ソニー暗黒の低迷期とブランド失墜はなぜ起こったのか。本書を読むと、創業の理念からかけ離れていき、自己保身に走ろうとする経営陣が原因であることが見えてきます。 ムダには未来のために必要なムダ(先行投資)と、本当のムダ(不必要な出費)があります。ソニーの大きな失敗は先行投資までカットしたこと。
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1962年、アメリカ・ニューヨークの一等地である五番街に「SONY」のショールームが開設された。終戦からそんなに経っておらず、まだまだ反日感情の強いアメリカで、その玄関にたなびく日章旗(日の丸)に当地の日本人は勇気付けられたが、それは社長の盛田氏の「悲願」であると同時に「覚悟」で...
1962年、アメリカ・ニューヨークの一等地である五番街に「SONY」のショールームが開設された。終戦からそんなに経っておらず、まだまだ反日感情の強いアメリカで、その玄関にたなびく日章旗(日の丸)に当地の日本人は勇気付けられたが、それは社長の盛田氏の「悲願」であると同時に「覚悟」でもあった。1980年代の「ウォークマン」や家庭用ビデオカメラ「ハンディカム」など、独特のアイデアと技術力で世界を相手に急成長し、あのスティーブ・ジョブズ氏までが憧れた“SONY”の神話が、その後の経営判断によって崩壊していった経緯をたどる。本業であった「モノづくり」からコンテンツビジネスに、目先の利益を追い求めてハードからソフトに方向転換した「采配ミス」が、日本を代表する企業を苦しめたと分析するのはジャーナリストでノンフィクション作家の立石氏。
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