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読書のとびら 岩波文庫別冊
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2011/11/18 |
JAN | 9784003500255 |
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読書のとびら
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商品レビュー
3.7
7件のお客様レビュー
林望さんの書いた物をなんでもいいから読んでみたくて手に取ってみた。 どうやら岩波文庫のフリーペーパー的な、本屋に行くとたまに置いてある小冊子のために書かれたエッセイ集らしい。 林望さんは、旅行の時に持って行く本は文庫本に限る、文庫本と言っても、難しい古典とかではなく、夏目漱石の...
林望さんの書いた物をなんでもいいから読んでみたくて手に取ってみた。 どうやら岩波文庫のフリーペーパー的な、本屋に行くとたまに置いてある小冊子のために書かれたエッセイ集らしい。 林望さんは、旅行の時に持って行く本は文庫本に限る、文庫本と言っても、難しい古典とかではなく、夏目漱石の夢十夜だとか、正岡子規に否定されまくった古今集のような、読むのにあまり集中する必要のない短いものがいいと言っている。夢十夜と親しくなったエピソードは面白かった。長かろうと短かろうと、古典は何度も読むことで意味を見いだすことができるんだ。 別の人のエッセイだけど、夏目漱石のこころの後に大江健三郎の水死を読んですごく良かったと言っていた人がいた。いいな。試してみたい。
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読書は人生の予防注射になる。挫折を知らない人は脆い。どんな悲しみも必ず乗り越えられる日が来る、と知っているのと知らないのとでは、大きな違いがある。必要なのは「強さ」ではない。時として打ち負かされ、絶望しても、またそこから立ち直る「しなやかさ」である。 「世間が」ではなく、「あなた...
読書は人生の予防注射になる。挫折を知らない人は脆い。どんな悲しみも必ず乗り越えられる日が来る、と知っているのと知らないのとでは、大きな違いがある。必要なのは「強さ」ではない。時として打ち負かされ、絶望しても、またそこから立ち直る「しなやかさ」である。 「世間が」ではなく、「あなたは」どう考えているのか、「私は」どう生きるのか 思ったときに行動に移さない限り、だいたいのことは、後々に叶いはしない。 目を見張るようなバカ話 目に映った姿や、世俗の価値観で判断するのは無謀であること
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小説家や文学者による読書にまつわるエッセイ集。エッセイの中に出てくる小説に「これ読んでみたい!」と思ったり、読書論に「こんな読み方もあるのかあ」と思ったり、なかなか楽しめた。やっぱり、読書っていいなあと思った次第です。
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