1,800円以上の注文で送料無料

日本の問題 イタリア人記者・ピオが地震、ツナミ、放射能汚染の「現場」で見たもの
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍
  • 1206-03-19

日本の問題 イタリア人記者・ピオが地震、ツナミ、放射能汚染の「現場」で見たもの

ピオデミリア【著】

追加する に追加する

日本の問題 イタリア人記者・ピオが地震、ツナミ、放射能汚染の「現場」で見たもの

定価 ¥1,430

220 定価より1,210円(84%)おトク

獲得ポイント2P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

3/24(月)~3/29(土)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2011/10/27
JAN 9784344020788

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

3/24(月)~3/29(土)

日本の問題

¥220

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

レビューを投稿

2015/07/08

いわゆる「ガイジン本」とは一味違うかな。 割と日本をちゃんと理解した上で、書いていて読んでて気持ちいい。震災の痛々しさと、日本の底力、そして問題点が、「彼個人の視点から」描かれてるのが、嘘くささを感じさせない理由だろう。 面白いのは、大抵日本って世界=外国=アメリカで、客観的なつ...

いわゆる「ガイジン本」とは一味違うかな。 割と日本をちゃんと理解した上で、書いていて読んでて気持ちいい。震災の痛々しさと、日本の底力、そして問題点が、「彼個人の視点から」描かれてるのが、嘘くささを感じさせない理由だろう。 面白いのは、大抵日本って世界=外国=アメリカで、客観的なつもりが凄く偏ってるんだけど、そこをズバッとついてくる。 「日本には曲がりなりにも憲法があり、民主主義の完全なる行使が保障されているのだから、そこに歌われているあらゆる方法を十二分に活用するべきではないだろうか。」の一文は震災だけでなく、今今の集団的自衛権問題にも通じる、至言と言えるだろう。

Posted by ブクログ

2011/12/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

震災本でお勧めするとしたら本書だろう。 イタリア人記者で日本に長く滞在し日本人の性格、日本社会の性質を熟知し、現場主義を通す筆者だからこそ。 取材過程が時系列で記されており臨場感があった。 日本人の視点だと感情と何処かへの配慮で曇りがちになる部分を率直に誠実に記している。さすが早くに国民投票で脱原発をした国だけあり、早い時点から原発への視線、取材があったこともすごい。世界へ向けての誤報、報道という名の作文など知らなかったことも多々あった。 イタリア軍から調達したというおしゃれな?防護服の写真もみたかった。

Posted by ブクログ

2011/11/06

~イタリア人記者・ピオが地震、ツナミ、放射能汚染の「現場」で見たもの~ という副題のとおり、一年の大半を日本で過ごすという著者が、 震災後の約1ヶ月間で見聞きした内容をまとめたものです。 内容としては、取材した内容そのものではなく、取材過程の記録が 中心となっているため、人によっ...

~イタリア人記者・ピオが地震、ツナミ、放射能汚染の「現場」で見たもの~ という副題のとおり、一年の大半を日本で過ごすという著者が、 震災後の約1ヶ月間で見聞きした内容をまとめたものです。 内容としては、取材した内容そのものではなく、取材過程の記録が 中心となっているため、人によっては読みたかった内容と違う! なんてこともあるかもしれません。 基本的には時系列で記述されているのですが、特に最初の方は脱線が多い… ので、早く読み進めたい場合はちょっとイラつくかな。 それでも収穫がだったと思うのは、南相馬市長や原発作業員への取材内容だったり、 ネット上の参考情報サイトURLが載っていたり、という部分。 ネット上にピンキリで情報が氾濫しているけど、精査する基準を持てるほど 知識も時間もない個人としては、参考資料が提示されているだけでもありがたいな、と。 それにしても、問題の根深さを改めて思い知らされた気がしてならない。。。 まさかここで被差別部落の話まで出てくるとは。 でも確かに根っこは同じなのかも。 というか、日本という国の体質そのもの? 問題点を見つめるだけでやっとだというのに、どうやったら生きてるうちに 解決させられるんだ、これ。。。 とりあえず頭で考えてるだけでなく、動かないとどうしようもない、 ということは再確認できました、ハイ。 あと、海外メディアの過剰な(架空も含む)報道に対しての苦言や、 国内大手メディアの怠慢などについても指摘されている部分があって興味深かった。 特に海外メディアのトンデモな記事については、まとめられているサイトが あるようなので、一度見てみたいと思う。 (…って英語サイト、読めるのかワタシ(汗)) 最後。 本の構成で少し違和感を感じたのは、目次がなかったこと。 まぁ、章立てで語っているようなものでもないので、個人的に気になっただけですが。 【収録内容】 ・モノクロ写真8ページ ・はじめに ・巨大地震(ザ・ビッグ・ワン) ・津波の到達 ・福島第一原発を目指して ・封鎖された道路 ・二つに引き裂かれた(送電線まで!)国 ・羽田空港--緊急事態には日本の警官も頭がやわらかくなる!? ・タクシードライバーに助けられて ・気仙沼の薄暗い夜明け ・秋田のホテルで ・食い入るようにテレビの画面を見つめる人びと ・逃げ出すイタリア人と、それに乗じるアリタリア航空 ・さて、どうするか? ・「君の判断に任せる」 ・菅伸子夫人との電話 ・メディアの過剰(架空?)報道 ・パニックとなる大阪、落ち着き払った東北地方 ・青森からの再挑戦 ・壊滅的な被害を受けた三陸海岸 ・最後の火葬 ・福島から避難した人びと ・原子力発電所が避難所に!? ・司教の怒り ・原発ジプシー ・ゲンパツという"巨大なまやかし"の特攻隊!? ・「英雄(ヒーロー)」と称えられるリョウ ・ひさしぶりの東京 ・引き裂かれた市、南相馬 ・いざ、福島第一原発へ ・脱原発--動き始めた人びと ・高円寺--広がりを見せるデモ ・あとがき ・謝辞

Posted by ブクログ