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西洋哲学史(Ⅰ) 「ある」の衝撃からはじまる 講談社選書メチエ511
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2011/10/13 |
| JAN | 9784062585149 |

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西洋哲学史(Ⅰ)
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商品レビュー
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副題のとおり「ある」をめぐる議論を中心にすえて、哲学の展開を見ていく本。イオニアの自然哲学ではなく、エレアのパルメニデスに最初の焦点をあてる。 パルメニデスは「あるものはある、ないものはない」と言った。これは自然の生成・変化を認めない主張で、この主張を巡る議論が西洋哲学の推進力...
副題のとおり「ある」をめぐる議論を中心にすえて、哲学の展開を見ていく本。イオニアの自然哲学ではなく、エレアのパルメニデスに最初の焦点をあてる。 パルメニデスは「あるものはある、ないものはない」と言った。これは自然の生成・変化を認めない主張で、この主張を巡る議論が西洋哲学の推進力になった、というのがこの本の見方。 哲学者たちは、パルメニデスの主張を肯定・否定・修正しながら真理を目指した。 1. パルメニデス 2. エンペドクレスとアナクサゴラス 4. ソクラテスそしてプラトン 5. アリストテレス 各章ごとに著者がいて、どれもとても読みやすく、分かりやすいよう丁寧に書かれている。初学者で要点を掴みやすい。 人物に的を絞り、その中でも「ある」をめぐる議論を中心に据えるものの、その人物の他の分野での取り組みもしっかりカバーしてくれる。 一方、特定の人物に的を絞っているため、文中に登場する哲学者たちは限られている。主題との関係が薄いものは当然、簡単な紹介になるか、割愛されている。 この本一冊で大まかな哲学史の流れと、人物の活動は理解できるものの、一冊新書などでざーっくしと哲学史を頭に入れておくと、それに補足していくみたいに読めていいかも。
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序論 哲学と哲学史をめぐって 1 パルメニデス 2 エンペドクレスとアナクサゴラス 3 古代ギリシアの数学 4 ソクラテスそしてプラトン 5 アリストテレス 6 ニーチェとギリシア 7 ハイデガーと前ソクラテス期の哲学者たち 8 「哲学史」の作り方―生きられた「学説誌(Doxog...
序論 哲学と哲学史をめぐって 1 パルメニデス 2 エンペドクレスとアナクサゴラス 3 古代ギリシアの数学 4 ソクラテスそしてプラトン 5 アリストテレス 6 ニーチェとギリシア 7 ハイデガーと前ソクラテス期の哲学者たち 8 「哲学史」の作り方―生きられた「学説誌(Doxographia)」のために
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西洋哲学史の重要テーマを四巻で解説しているシリーズの第一巻です。 「「ある」の衝撃からはじまる」というサブタイトルが示すように、イオニアの自然哲学ではなく、パルメニデスの「存在」をめぐる思索を西洋哲学史の起点に据えるという観点が示されています。その「パルメニデス」の章を執筆して...
西洋哲学史の重要テーマを四巻で解説しているシリーズの第一巻です。 「「ある」の衝撃からはじまる」というサブタイトルが示すように、イオニアの自然哲学ではなく、パルメニデスの「存在」をめぐる思索を西洋哲学史の起点に据えるという観点が示されています。その「パルメニデス」の章を執筆しているのは納富信留で、井上忠の解釈をたたき台に、パルメニデスの思索についての考察が展開されています。 「古代ギリシアの数学」の章では、プラトンの哲学がギリシア数学の精神を規定しているという見かたに対する批判的な検討がなされ、むしろ後世の数学者たちによって「プラトン的な数学」のイメージが受け入れられていったという興味深い見解が示されます。 さらに、ソクラテスとプラトン、アリストテレスという、古代ギリシア哲学の巨峰についての解説がなされたあと、古代ギリシア哲学をみずからの思索の源泉としたニーチェおよびハイデガーについての章が置かれています。 西洋哲学史のオーソドックスな解説書ではなく、むしろ論文集に近い印象ですが、興味深く読むことのできた章もありました。
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