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それでも彼女は歩きつづける
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それでも彼女は歩きつづける

大島真寿美【著】

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それでも彼女は歩きつづける

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2011/10/05
JAN 9784093863117

それでも彼女は歩きつづける

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商品レビュー

3.4

29件のお客様レビュー

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2021/04/14

有名映画監督となった柚木真喜子。彼女が映画賞を受賞する事となり、彼女に関わる様々な人々の中に立つ感情のさざ波のようなものを描いた連作集です。 特別事件は起きない地味な本ではありますが、淡々としている本は好きなのでしみじみ読めました。 我が道を歩む真喜子に惹かれて集まる人たちと、そ...

有名映画監督となった柚木真喜子。彼女が映画賞を受賞する事となり、彼女に関わる様々な人々の中に立つ感情のさざ波のようなものを描いた連作集です。 特別事件は起きない地味な本ではありますが、淡々としている本は好きなのでしみじみ読めました。 我が道を歩む真喜子に惹かれて集まる人たちと、そこから道は分かれ遠くから想うだけになった人々。色々な想いを知らないうちに背負ってしまう瞬間もあるんだと思います。気づかぬうちに地元の星になっていたり、卒業校の英雄になっていたり。でもその人はただ黙々と自分の設定した方角に歩き続けているだけなんですよね。何をもって成功なのかなんて本人の中にしかないですしね。

Posted by ブクログ

2019/10/16

映画監督の女性を軸に描かれた連作短編 だからかラストは彼女が書いた設定?の脚本チックなのが面白い構成だ

Posted by ブクログ

2018/10/09

柚木真喜子監督の周囲の話たちが瑞々しい。十二歳も年上の柚木に息子が片想いをしていて嫉妬する登志子の、六十歳になるのに若い頃と変わらず大人になんてなっていない所がリアルで強くてじめじめしていなくて良い。柚木の映画で女優になった十和のずっと柚木と映画を撮っていたい切なさや彼女の書く脚...

柚木真喜子監督の周囲の話たちが瑞々しい。十二歳も年上の柚木に息子が片想いをしていて嫉妬する登志子の、六十歳になるのに若い頃と変わらず大人になんてなっていない所がリアルで強くてじめじめしていなくて良い。柚木の映画で女優になった十和のずっと柚木と映画を撮っていたい切なさや彼女の書く脚本形式の話も印象的。

Posted by ブクログ

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