商品レビュー
4.1
39件のお客様レビュー
南米の先住民族 伊坂幸太郎が、わけがわからないけど、すごいとほめてゐた。 語りがひきこまれる。だいたい脱落するのは3章以降だと思はれる。 第1章は、語り手が、南米部族を撮影するカメラマンの写真展を見つけた話。 第2章は、顔に痣のある語り手の友人が、だんだんとペルーの部族...
南米の先住民族 伊坂幸太郎が、わけがわからないけど、すごいとほめてゐた。 語りがひきこまれる。だいたい脱落するのは3章以降だと思はれる。 第1章は、語り手が、南米部族を撮影するカメラマンの写真展を見つけた話。 第2章は、顔に痣のある語り手の友人が、だんだんとペルーの部族にひきこまれて狂信的になる話。教会での母親とのじゃんけんエピソードがよい。 第3章は、タスリンチ族がジャングルで苦難をつきすすむ話を、語り手=顔に痣のある友人が語る。部族にとっての神や悪魔、占い師の名前が出てきて、意味が取りづらい。呪術的・神話的である。ピラコチャはおそらく定住者の白人のこと。
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自分の運命をないがしろにして、だれがより清らかで、より幸福になれるだろう?だれにもそんなことはできないことだ。私たちはあるべきものになるのがよい。ほかの決まりを果たそうとして、自分の義務を放棄すれば、魂を失う。
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文明と自然との関係がどうあるべきかを問うた作品である。相変わらず、バルガス=ジョサの採った構成は、実験的であり、記述的なな文章と物語的な文章とが繰り返されていく。文明が自然に対して傲岸にその野蛮、未開を啓蒙して、利用してやろうという態度を採ることなく、その世界観を保存し、理解しよ...
文明と自然との関係がどうあるべきかを問うた作品である。相変わらず、バルガス=ジョサの採った構成は、実験的であり、記述的なな文章と物語的な文章とが繰り返されていく。文明が自然に対して傲岸にその野蛮、未開を啓蒙して、利用してやろうという態度を採ることなく、その世界観を保存し、理解しようとしたら、どういう帰結を迎えることになるか。その答えがこの小説のなかにある。
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