![湖の南 大津事件異聞 岩波現代文庫 文芸192](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001671/0016716995LL.jpg)
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湖の南 大津事件異聞 岩波現代文庫 文芸192
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2011/10/17 |
JAN | 9784006021924 |
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湖の南
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商品レビュー
4.5
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 津田三蔵巡査がロシア皇太子を襲撃した動機とは何か。 本書は、新史料・津田三蔵書簡を読み解き、津田の内面を描きつつ、大津事件(一八九一年)の謎に迫る異色作。 司法権独立との関係で言及されてきた明治期の大事件が、新たな視点から描き出される。 文学と歴史とを架橋する著者の野心的な試みは、意外な結末で幕を閉じる。 [ 目次 ] [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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とても、とてもおもしろかった。富岡多恵子だからこそ書けたのかもしれない。大津事件を史実で追いながら、私小説のように身辺のできごとをからませていく。 人間模様が描かれているからこそ、津田の人間性にも近づけたのかもしれない。
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