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時間はだれも待ってくれない 21世紀東欧SF・ファンタスチカ傑作集
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時間はだれも待ってくれない 21世紀東欧SF・ファンタスチカ傑作集

高野史緒【編】

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時間はだれも待ってくれない 21世紀東欧SF・ファンタスチカ傑作集

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2011/09/30
JAN 9784488013394

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商品レビュー

3.5

6件のお客様レビュー

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2013/09/07

表題作と『もうひとつの街』、『カウントダウン』は楽しめた。その他は個人的にはほとんど知らない文化圏の作品集だからか、正直イメージがつかみづらいものが多かった。そうでないものもキレがいまいちなように思えて。このジャンルに再度手を出すには、時期を待ちたい。

Posted by ブクログ

2012/10/10

「21世紀東欧SF・ファンタスチカ」小説集。こんなマニアックな企画が日本語で読めるなんて、ありがたいことです。いわゆるSFらしい作品はすくなく、医療介入により死がほとんど永遠にひきのばされた社会を描くオナ・フランツ(ルーマニア)の「私と犬」なんかも、抒情的な作品。ミハル・アイヴァ...

「21世紀東欧SF・ファンタスチカ」小説集。こんなマニアックな企画が日本語で読めるなんて、ありがたいことです。いわゆるSFらしい作品はすくなく、医療介入により死がほとんど永遠にひきのばされた社会を描くオナ・フランツ(ルーマニア)の「私と犬」なんかも、抒情的な作品。ミハル・アイヴァス(チェコ)の「もうひとつの街」はぜひ全訳を読みたいものだ。最後のジヴコヴィッチ(セルビア)の「列車」は、ふつうの短篇集に載っていても不思議ではない、含蓄に富んだお話。列車のコンパートメントの中で出会った神に、一度だけどんな質問でもしていいと言われたら・・・不正義を補償するという存在に対する問いかけをつねに誤る、それが人間なのかもしれません。

Posted by ブクログ

2012/01/19

名前ぐらいしか知らない国々の幻想と奇想の物語集。各作品のタイトルを読むだけでそそられる感じ。宗教的ユーモア小説とか、中国説話風のものもあれば、ゲットーやチェルノブイリ事故や壁の崩壊に題材をとった社会派っぽいものもあって、バラエティ豊か。編者と翻訳者の方々に感謝。

Posted by ブクログ

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