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緋色からくり(一) 女錠前師謎とき帖 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2011/09/29 |
JAN | 9784101364315 |
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緋色からくり(一)
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緋色からくり(一)
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商品レビュー
3.8
10件のお客様レビュー
この作家さんの別の作品、「錠前破り銀太」の 登場人物、ということは後で知り。 それなら、次は、その作品だと、次から次へと 広がっていくようで、うれしい。 父親の跡を継いで、錠前師になった緋名。 どんなからくり錠前も開けてしまうという 評判の錠前師に育った。 だが、少々、変...
この作家さんの別の作品、「錠前破り銀太」の 登場人物、ということは後で知り。 それなら、次は、その作品だと、次から次へと 広がっていくようで、うれしい。 父親の跡を継いで、錠前師になった緋名。 どんなからくり錠前も開けてしまうという 評判の錠前師に育った。 だが、少々、変りものなのが、 美しい顔立ちなのだが、男姿に男言葉。 それがまた、妙な魅力を引き出している。 四年前、姉とも母とも慕ったお志麻が殺されたのだが、 いまだに、下手人も見つからず、その真相もわからないまま。 その殺害現場に居合わせた、お志麻の息子、孝助を、 緋名の幼馴染で、お志麻と夫婦になる約束をしていた 甚八が引き取って育てている。 甚八は髪結いで、緋名とは対照的に、お姫様のような優しい顔立ちをしている。 そして、孝助が現場から、一緒に連れて逃げた猫、 大福。 この猫も、物語の中で、大切な役目を担う。 さらに、もう一人、甚八が緋名と用心棒として雇った侍、 榎康三郎。 次々と登場し、緋名の周りを固める人物たち。 誰もが、重厚な雰囲気を漂わせるが、 あたたかみや、柔らかさを持つ、実に魅力的な 面々ばかりだ。 彼らが一丸となって、お志麻の事件の真相を追う。
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女錠前師と幼馴染みと坊主と腕の立つ用心棒と猫と。一つ一つのつながりが大きなからくりを解いていく。猫のタイミングが良いです。
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謎とき帖のタイトルどおり、「濱次」や「銀太」より推理小説感が強く、好ましい。 緋名以外の登場人物にも、それぞれ背景がありそうで、次巻を読むのが楽しみ。
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