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幽霊の涙 お鳥見女房
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幽霊の涙 お鳥見女房

諸田玲子【著】

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幽霊の涙 お鳥見女房

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2011/09/22
JAN 9784104235131

幽霊の涙

¥220

商品レビュー

4.2

11件のお客様レビュー

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2024/10/22

矢島家の伴之助・珠世夫妻、長男 久太郎・恵似夫妻を中心に7つの短編で構成されているが、どの話も清々しい読後感を得られる.伴之助の父 久右衛門の初盆に似た人物が現れる「幽霊の涙」で、家族関係、男衆の仕事のあらましが知らされて、以下の短編が頭に入りやすい.「福寿草」で樋山正一郎と出会...

矢島家の伴之助・珠世夫妻、長男 久太郎・恵似夫妻を中心に7つの短編で構成されているが、どの話も清々しい読後感を得られる.伴之助の父 久右衛門の初盆に似た人物が現れる「幽霊の涙」で、家族関係、男衆の仕事のあらましが知らされて、以下の短編が頭に入りやすい.「福寿草」で樋山正一郎と出会った秋の話は何とも微笑ましい.久太郎が彦三・波矢の祖父・孫娘に介抱されて元気を回復し密かに逃げることを思案する「白暁」は人の善意が滲み出る話だ.最後の「海辺の朝」では窮地に陥った久太郎を波矢が救うが、心温める結末は本書のハイライトだと感じた.

Posted by ブクログ

2021/08/25

シリーズ6巻目。 話の流れにご都合主義的な不自然さを感じることもあったが、共感の方が勝ってノンストップで読み切った。 読後感良し。次が楽しみ。

Posted by ブクログ

2013/06/23

江戸の時代小説で多い、人情味溢れる、ほのぼのする時代小説である。 主人公の珠世は、相手の気持ちを察して、余計な口出しをせず、行き届いたおもてなしをする理想の女房。うらやましい限り。続きが楽しみだ。

Posted by ブクログ

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