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大衆食堂パラダイス! ちくま文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2011/09/09 |
JAN | 9784480428592 |
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大衆食堂パラダイス!
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大衆食堂パラダイス!
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商品レビュー
3.7
10件のお客様レビュー
本書に登場する、とある町のとある食堂でハムエッグでビールという飲み方を覚えて仲間に「食堂飲み」を啓蒙しています。と言いつつ、どんどんお店が無くなっていくのも感じて、大衆食堂レッドデータブックとしてこの本をチェックしました。でも、そういう記録の書ではなく極私的記憶が炸裂している文庫...
本書に登場する、とある町のとある食堂でハムエッグでビールという飲み方を覚えて仲間に「食堂飲み」を啓蒙しています。と言いつつ、どんどんお店が無くなっていくのも感じて、大衆食堂レッドデータブックとしてこの本をチェックしました。でも、そういう記録の書ではなく極私的記憶が炸裂している文庫でした。なにしろ主語「オレ」だもの。「俺たちの旅」「俺たちの朝」みたいなオレオレ俺は、まさに団塊の世代である著者の大衆食堂フォークソング。この熱さ、別に嫌いじゃありません。でも、昔は良かったで終わっちゃうのももったいない。多分、社会の二極化が進み、「大衆芸能」「大衆文学」「大衆運動」が死語になっている今、「大衆食堂」の果たしてきた「大衆」の食がコンビニという個別データに分散化していることに対してのメッセージもっともっと感じたかったです。たぶん「立ち飲み」が女子たちに再発見されたように著者言うところの「俺メシ」は新しい人と人の繋がりを生むと思っています。分断社会だからこその新しいパブリックとしてのメシを!
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私と同じさいたま市見沼区に在住の遠藤哲夫(通称エンテツ)さん「大衆食堂パラダイス!」、2011.9発行です。1960年代、1970年代、確かにたいがいの駅前や街角には「大衆食堂」がありました。新潟県生まれの著者は、大衆食堂は上京者の居場所であり、望郷の場所だと。望郷、人それぞれに...
私と同じさいたま市見沼区に在住の遠藤哲夫(通称エンテツ)さん「大衆食堂パラダイス!」、2011.9発行です。1960年代、1970年代、確かにたいがいの駅前や街角には「大衆食堂」がありました。新潟県生まれの著者は、大衆食堂は上京者の居場所であり、望郷の場所だと。望郷、人それぞれに望郷食がありますね(^-^) 私の場合、広島菜、デベラ、酔心でしょうかw。十条「天将」では、マグロを注文すると、娘さんが「マグロおいしいところ一丁」とw。味噌汁2杯だと「はい、おいしい味噌汁を二丁~」(^-^)いいですね!
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「メシは力」 ものを食う、ということ。 それに伴う記憶。 どこで、だれと、なにを食ったか。 そういうことを、疎かにしない、こういう姿勢が好き。 ものを食う、ってのは、「命」と直結してるもんなぁ、そういえば。
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