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ソーラー 新潮クレスト・ブックス
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2011/08/27 |
JAN | 9784105900915 |
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ソーラー
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商品レビュー
3.1
22件のお客様レビュー
主人公のマイケル・ビアードは、パッとしない外見で、好色で、自堕落なイギリス人の中年男。若い頃にノーベル賞を受賞したが、その後は研究よりも講演などで生活している状況。2000年のある日、5人目の妻の浮気に悩むところから話が始まる。米国の大統領選でブッシュとゴアが争っている頃。ちょう...
主人公のマイケル・ビアードは、パッとしない外見で、好色で、自堕落なイギリス人の中年男。若い頃にノーベル賞を受賞したが、その後は研究よりも講演などで生活している状況。2000年のある日、5人目の妻の浮気に悩むところから話が始まる。米国の大統領選でブッシュとゴアが争っている頃。ちょうど『不都合な真実』が世に出て、エネルギー問題が注目されていた頃。 その後、2005年に話がとぶのだが、ビアードは、物理学UKというよくわからない委員会の議長となる。理系分野への女性の進出についての議論で、男脳・女脳の話をして社会的に総スカンをくらう。日本では、最近になっても同じような議論が忘れた頃に蒸し返されてがっかりするのだが、海外では15年以上前に、きちんと否定されていたんだと、あらためて思う。 最後は2009年。太陽エネルギーの利用で特許をとり、大規模な発電施設のための資金集めをするビアード。2010年に書かれた小説だが、今読んでも、それほど古くは感じない。 面白い話なのだが、好色な主人公が、常に女性を口説くことばかり考えているところが冗長に感じた。そこを面白いと思う人もいるかもしれないけど。
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つまんなかったなー 皮肉を効かせようとしすぎて、失敗した感じ 翻訳も、Twitterでよく見る文体って感じ
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はじめは「イギリス人はなんてせせこましい小説が好きなんだろう」と思いつつ読んでいたが、そのうちジワジワと面白みが湧いてきた。ノーベル賞受賞者が実はこんなセコイ男で、なんて設定はどちらかというと陳腐な感じすらするものの、細かい話芸で読者を放さない。 ワタクシのせまい読書経験の範囲...
はじめは「イギリス人はなんてせせこましい小説が好きなんだろう」と思いつつ読んでいたが、そのうちジワジワと面白みが湧いてきた。ノーベル賞受賞者が実はこんなセコイ男で、なんて設定はどちらかというと陳腐な感じすらするものの、細かい話芸で読者を放さない。 ワタクシのせまい読書経験の範囲での感想を述べてしまえば町田康に似ている気がする。防寒手袋を何度もつけたり外したりするシーンとか、そういう細かい芸風が。
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