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怪談
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 国書刊行会 |
発売年月日 | 2011/07/21 |
JAN | 9784336053480 |
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怪談
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商品レビュー
3.9
11件のお客様レビュー
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の「怪談」に、チェコの人形アニメ作家ヤン・シュヴァンクマイエルが挿絵を描いた大型本である。「怪談」は多くの人が「耳なし芳一」や「雪女」などの話をご存じかと思うが、翻訳で良いのでラフカディオ・ハーンの原文をぜひ読んでほしい。文章が見事で、内容は詩的で...
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の「怪談」に、チェコの人形アニメ作家ヤン・シュヴァンクマイエルが挿絵を描いた大型本である。「怪談」は多くの人が「耳なし芳一」や「雪女」などの話をご存じかと思うが、翻訳で良いのでラフカディオ・ハーンの原文をぜひ読んでほしい。文章が見事で、内容は詩的でさえある。ただし、平井呈一の訳が古い(初出は1950年)のとヤン・シュヴァンクマイエルの挿絵(シュールな貼り絵)が全く内容に合っていないのが残念だ。
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小泉八雲の「怪談」に、ヤン・シュヴァンクマイエルの挿画。いったいなんという組み合わせだ! しかもこの画のベースって、どう見てもアンティークな雰囲気の西洋画なんですよね。そこに思いっきり和物の妖怪画をコラージュって、あまりにとんでもない。常人には思いつかない組み合わせです。 でもこ...
小泉八雲の「怪談」に、ヤン・シュヴァンクマイエルの挿画。いったいなんという組み合わせだ! しかもこの画のベースって、どう見てもアンティークな雰囲気の西洋画なんですよね。そこに思いっきり和物の妖怪画をコラージュって、あまりにとんでもない。常人には思いつかない組み合わせです。 でもこれがほどよく不気味なんですよね。ベースとなっている絵自体も謎めいていて、想像力を刺激されました。物語も画も、じっくり楽しみたい一冊です。
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。 「怪談」とシュバンクマイエル。 なんという取り合わせかと思いましたが、これはたいへん気に入りました。 絵の背景や人物はたぶん近代西洋のイラストレーションで、そこに日本の妖怪が奇妙に切り抜かれて姿を見せます。 物語とは相当ずれています。 ずれていますが、コラージュ特有の不条理な...
。 「怪談」とシュバンクマイエル。 なんという取り合わせかと思いましたが、これはたいへん気に入りました。 絵の背景や人物はたぶん近代西洋のイラストレーションで、そこに日本の妖怪が奇妙に切り抜かれて姿を見せます。 物語とは相当ずれています。 ずれていますが、コラージュ特有の不条理なズレを持つ絵はパラレルな世界のようにずれを温存したまま物語に重なってしまいます。 別の言い方だと、和の器に東欧の料理を盛り付け、だけど食べてみたら隠れていた日本的な、たとえば杉か檜のような香が立ちあがってくる一皿。 美味です。 大判画集のおもむきなのですが、もちろん平井 呈一さんの翻訳も、わかりやすくかつ古い言葉の格を大事にしている感があっていい。 図書館で借りたのですが、返すのが惜しいほどでした。 やっぱり買ってしまおうかな。 ところで、「オトラントの城」で「シュバンクマイエル風の動画」と書いたのですが、あれはやっぱりシュバンクマイエル作品でした。 こちらにあります。 → https://www.nicovideo.jp/watch/sm14808444
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