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クラクラ日記
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 1989/12/06 |
| JAN | 9784480023544 |
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クラクラ日記
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商品レビュー
3.9
31件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
壮絶な人生の手記。 安吾との生活は決して楽ではないしむしろ大変なことの方が多かったはずだが絶望や失意を感じさせない柔らかな文体が好ましい。 「『貴方はやっぱり生きていて、こんなところにいたのネ』」「彼は死んでしまったのだし、私は生きているのだわ」…序盤で印象深い言葉。 本書を知ったのは三上延さんの『ビブリア古書堂の事件手帖 』シリーズで、そのオフィシャルブックで少し拝読した。染みいるような言葉の数々に惹かれて購入&読破。何度でも読みたくなるような作品だった。
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長年「積ん読」だった『クラクラ日記』に手を出し始めた。 奥付を見ると1989年発行である。実に35年経っており、積ん読にもほどがある。 それはさておき。今ごろ坂口安吾なんて読まれているのだろうか。書店の文庫棚にも「坂口安吾」コーナーはおそらくあるまい。 というわけで密林で調べてみ...
長年「積ん読」だった『クラクラ日記』に手を出し始めた。 奥付を見ると1989年発行である。実に35年経っており、積ん読にもほどがある。 それはさておき。今ごろ坂口安吾なんて読まれているのだろうか。書店の文庫棚にも「坂口安吾」コーナーはおそらくあるまい。 というわけで密林で調べてみると、やはり少ない。Kindleにあるのが救いか。 で、ついでに『クラクラ日記』があるかどうか調べると、絶版ではない。よかった。 しかし値段を見ると1056円。自分がいま読んでる35年前の文庫は580円。 諸物価高騰のおり仕方ないとは思うが、自分の学生時代~新入社員の頃を顧みるに、文庫が1000円では手を出さなかったろう。本書も500円台だから買った気がする。 学生で安吾ファン、というのが令和の御代にいるかどうか心もとないが、『堕落論』以外にも読み継いでほしい作家の1人だ。 前置きが長いな。 本書は安吾と最後の10年をすごした奥様の筆によるものだが、素人が書いたとは思えない文章だ。誰かライターがいたのではないかと勘繰ってしまう。 体の大きい安吾が暴れるのだから迫力があったろうなぁ。いま読むと、薬やアルコール以外にもADHD的な疾患があったように思える。 が、子供ができて精神的にも安定し、創作意欲もさらに充溢してきたであろう50歳の死はやはり早やすぎる。
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坂口安吾の妻というと、これまで読んだ作品に出てくる女の人のイメージから、言い方は良くないけれど、少し頭が弱い人のように想像していた。それがこのエッセイを読んで、イメージが覆された。夫のことをよく理解していて懐の深い人だった。 坂口安吾という人は、評論などからは冷静な鋭い知性を感じ...
坂口安吾の妻というと、これまで読んだ作品に出てくる女の人のイメージから、言い方は良くないけれど、少し頭が弱い人のように想像していた。それがこのエッセイを読んで、イメージが覆された。夫のことをよく理解していて懐の深い人だった。 坂口安吾という人は、評論などからは冷静な鋭い知性を感じるけれど、妻や友人知人には甘えに甘えてわがままな大きな子供のようだ。本人も内面にそういう両極端なものを抱えて大変だったと思うが、そこがまた魅了させられるところだと思う。
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