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カラスの親指 by rule of CROW's thumb 講談社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | 「こうしてると、まるで家族みたいですよね」――“詐欺"を生業とするケチな中年2人の生活に、ある日突然、1人の少女が舞い込んだ。やがて同居人はさらに増え、奇妙な共同生活が始まった。自らの過去と訣別するために、疑似家族が団結して企てた大計画とは・・・?映画では阿部寛と村上ショージの冴えない中年コンビが話題に!第62回日本推理作家協会賞を受賞した作品。 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2011/07/15 |
| JAN | 9784062769778 |

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カラスの親指
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商品レビュー
4.1
1307件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
はじめての道尾秀介先生作品。 めちゃくちゃおもしろかった。 どんでん返しとはこれか!というほど想像つかないラストでした。 一区切りついたとこで終わるかな〜と思ってたのですがまさかのラスト・・・ 色々ミスリードはあったようですが、全く気づきまへんでしたよ! また詐欺がテーマなのですが、 「騙されたことに気づかないのが理想的な詐欺」と我々が騙されたことに気づくようになっている本作というのが対比になってるのもおしゃれポイントですよね。 内容ですが、詐欺師の2人組がひょんなことから 5人と1匹になって、復讐相手にみんなで大ペテンをしかけてやろうぜ!って話。 キャラクター1人1人がそれぞれ辛い過去を持っており、共依存のように5人と1匹で暮らしていく (5人のうち2人は少女で主人公はおじさん)。 なんか、おじさんと少女って相性いいですよね。 好みの問題ですかね笑 本作でとても好きなシーンがありまして、 主人公(おじさん)がまひろ(少女)の持つ重そうなバッグを気にかけた際に、まひろはバッグの片方の持ち手を主人公に渡します。すると、主人公は「いいよめんどくせえ」と言ってバッグを1人で持って行ってしまいます。 すると、まひろは少し悲しそうな顔をします。 まひろはバッグを持って欲しかったのではなく、 一緒に持ちたかった(父親がいないことによる憧れ) ことが伺えてもう好きです。はい。 ナルトが自来也先生にアイス半分もらうとこくらい好きです。伝わらない人はナルト読んでね。 次に好きな言い回しです。 「ミーミー足にまとわりついてかるトサカ(同居する猫)を餌で黙らせ〜」 猫ガン無視で笑っちゃいましたね。 餌で黙らせると言う表現、どっかで使いたいですね笑 長くなりましたが、まとめとして本作を一言で表すと"大どんでん返しサスペンス!"ですかね。 今まで読んだ本でも飛び抜けてびっくりでした!
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どんてんたんな展開ですごく面白い。 読んでいて続きが気になったし、ハラハラして面白かった。 なう(2026/07/29 21:50:22)
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物語のトリックはかなり工夫されていて、「そういうことだったのか」と驚かされる作品だった。伏線の回収も見事で、ミステリーとしての完成度は高いと感じた。 ただ、私には全体的にあまり好みではない作品だった。 一番引っかかったのは、物語の題材である。スリや詐欺、ヤクザなど、犯罪の世界...
物語のトリックはかなり工夫されていて、「そういうことだったのか」と驚かされる作品だった。伏線の回収も見事で、ミステリーとしての完成度は高いと感じた。 ただ、私には全体的にあまり好みではない作品だった。 一番引っかかったのは、物語の題材である。スリや詐欺、ヤクザなど、犯罪の世界を中心に話が進んでいくため、読んでいてあまり気持ちよく入り込めなかった。 また、主人公も、妻を亡くした後に幼い娘を残してギャンブルにのめり込み、知人の借金まで背負ってしまう。人間の弱さを描いているのだろうし、現実にはあり得る話なのかもしれない。しかし、私は小説には現実だけでなく、読後に前向きな気持ちになれる要素も求めてしまう。そのため、極貧生活へ転落していく展開は読んでいて気持ちが重く、心のもやもやが最後まで晴れなかった。 もちろん、そこから抜け出そうと悪戦苦闘するストーリーには見どころがあり、ラストの仕掛けもよく考えられていたと思う。 ミステリーとしての完成度は高い作品だが、題材や登場人物に共感できるかどうかで評価が分かれる作品だと感じた。私にとっては、読後の爽快感が少なく、全体としては★3という評価だった。
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