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悪党 小沢一郎に仕えて
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2011/07/07 |
JAN | 9784022508911 |
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商品レビュー
3.4
27件のお客様レビュー
(2011/12/12) 久々本を一気に読んだ。 ちょっと前に話題になった本。 まあ、あんまり真新しいことはないわな、という感じ。 小沢一郎に秘書として仕えた石川「容疑者」が、秘書時代のエピソードをばらばらと披露している。 なんともまとまり、しまりがなく読みにくいが、それでも読...
(2011/12/12) 久々本を一気に読んだ。 ちょっと前に話題になった本。 まあ、あんまり真新しいことはないわな、という感じ。 小沢一郎に秘書として仕えた石川「容疑者」が、秘書時代のエピソードをばらばらと披露している。 なんともまとまり、しまりがなく読みにくいが、それでも読ませるのは小沢代議士が面白いからだろう。 筋が通ってる、と思う。小沢氏の考え方。 でも嫌われる。 直球で誤解されやすいのか。人間が偏屈なのか。 その辺は知らない。 ただ間違いなく言えるのは、官報複合体にとって小沢は自分たちの存在を壊しかねない危険な相手。 だから壊される前に壊す。官僚は、マスコミはそのやり方で小沢を攻めている。 なぜ彼らに嫌われるか。まずマスコミ。マスゴミ。彼の昨日の、もう何度目かの自由報道協会での記者会見。ああした行為そのものがマスメディアの敵だ。マスメディアは情報を独占して、切り売りして、自分に有利なように世論を動かそうとする。しかし小沢のオープンな記者会見はそれを許さない。すべてを見たもの、聞いたものはわかる。それでもまだテレビで切り出された表情、言葉が踊り、小沢は悪玉にしたてあげられる。悪党、ではない、悪玉だ。 官僚にとってはそれはそれは敵でしょう。 日本のことなどお構い無しで、官僚組織を守る事が唯一の使命となっている官僚にとって(無論そうでない官僚もいるだろうが、そういう官僚は官僚組織から追い出される)、日本のために動こうと、システムを変えようとする小沢は敵以外の何者でもない。 公務員の給与引き下げ法案が期限切れで次の国会に先送りにされたが、これとてもしかしたら官報複合体の仕組んだわなではないかとも思える。沖縄局長の「犯す」発言、さらに一川防衛大臣問責、、、どうでもいい事を騒ぎ立てて、、、。 兎に角自分たちの職場、給与、年金、住居さえ守れればいい、と考えているとしか思えない行動が多すぎるのだ。官僚に。 ほんとうは満遍なく税をとるために必要な消費税増税を認める気にならないのは、どうせ増税してもこうした官僚たちに吸い上げられる、という思いがあるからだ。 ・・・なんだか話がそれている。 兎に角小沢さんは嫌われている。 その辺をもっと突っ込んでほしい本だった。タイトルだけ勇ましかった。 ところで昨日の自由報道協会での小沢さんの記者会見。 車の渋滞で30分以上遅れて見始めたけど、いまひとつ面白くなかった。 もしかしたら前半は内容があったのかな?野田政権の政策に物申したとか?NHKがはじめて「自由報道協会の記者会見」といったとか? 国民から広く質問を募集というので、 「道州制に小沢さんは反対、その理由は東北州の首都に盛岡がなれないから、という噂があるがどうか。小沢さんはそんな小さくないと思うが」という趣旨で出したが、通らなかった。 「橋下大阪市長で話題の道州制」と書けば少しは受けたかな?
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2011年。西松事件などで逮捕された、小沢一郎元秘書の元衆議院議員が語る、という本。元は「アエラ」のインタビューらしい。まあ秘書ならではの、言葉の細かいニュアンスなどはわかるが、石川の心の中で、小沢に対するツッコミのモノローグが失礼すぎると思う。いくら外面は誠実にやってるように...
2011年。西松事件などで逮捕された、小沢一郎元秘書の元衆議院議員が語る、という本。元は「アエラ」のインタビューらしい。まあ秘書ならではの、言葉の細かいニュアンスなどはわかるが、石川の心の中で、小沢に対するツッコミのモノローグが失礼すぎると思う。いくら外面は誠実にやってるように見せても、この男は心のなかでこんな風に思っていたのかと思ったら、嫌な感じしかしない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
著者は元小沢一郎私設秘書で現在代議士にして政治資金規正法違反の容疑者である。悪党とは何を指すのかは本書を読んで頂くとして、本の内容は実に面白い。著者は小沢一郎を間近で20年近く見てきたのだ。小沢氏は本当に先を見ることの出来る政治家だ。政権交代前、党首でありながら民主党には政権担当能力が無いと発言、自民党との大連立を画策し猛烈な批判を浴びた。小沢ファンの私でさえ、このタイミングで大連立は無いだろうと思ったものだ。しかし今となってみれば当時大連立で政権を経験しておいたら良かったと全国民が納得できるだろう。また小沢一派を検察が追い続けるわけ(捜査可視化への抵抗)や、天皇に対する想い、外交に対する考え方などマスゴミの虚報と異なる色々な真実を知ることが出来る。「マスコミは日本人の悪いところの典型なんだ。官僚と一緒になって足引っ張っているだけだから。意見を封殺する。」という発言も全くその通りである。やはり小沢さんを総理に出来るようでないと日本の復活はないであろう。全日本人必読の書である。
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