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こころと脳の対話 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2011/06/28 |
JAN | 9784101252308 |
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こころと脳の対話
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こころと脳の対話
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商品レビュー
3.9
23件のお客様レビュー
いやあ、やっぱりおもしろい。さすが河合隼雄だ。茂木健一郎は40歳代。20年近く前の対談である。河合先生が亡くなる直前のものでもある。本当にたくさんの示唆的な話がある1冊である。何度も読んできた内容でもある。心理療法が科学であろうとして行動療法を取り入れていったりするが、結局は人と...
いやあ、やっぱりおもしろい。さすが河合隼雄だ。茂木健一郎は40歳代。20年近く前の対談である。河合先生が亡くなる直前のものでもある。本当にたくさんの示唆的な話がある1冊である。何度も読んできた内容でもある。心理療法が科学であろうとして行動療法を取り入れていったりするが、結局は人と人の関係性の上に成り立つことであって、その関係性抜きにはうまくいかない。具体的な事例を深く掘り下げていくことで、普遍性に近付いていく。複雑系の科学のように、一回性が強く再現性に乏しいものもある。あいまいだけれども確実なもの。他人にはあいまいなように見えても、自分にとってはこれしかないと言えるもの。シンクロニシティ。偶然のようでありながらも、自分とっては必然であったという出来事。私自身の仕事も、いわゆるカウンセリングに近い部分がある。その中で、相手の魂と向かい合うことができていただろうか。時間がない、そこまでの責任がないなどと言い訳をしていなかったか。大いに反省である。箱庭もいつか作ってみたい。夢日記は継続してつけているので、数年後、数十年後に見直して、振り返りの材料にしてみてもおもしろそうである。まあとにかく、うすくて、通勤途中3日ほどで読んだのだが、中身の濃い1冊であった。河合先生、まだまだやり残したことがあったようで、いまさらながら本当に残念である。
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茂木健一郎さんと河合隼雄さんの対談本。河合隼雄さんは2023年時点で日本人で取得している人はわずか51人という『ユング派分析家国家資格』を日本人で初めて取得し、箱庭療法を日本に導入した人だ。 この本を読んで「箱庭やってみたい」と思ったの覚えている。 何かを作り上げて、自分のイメージを形にするという重要性を感じた。 ①仕事が楽しい時、これは自分の考えを形にして、顧客の必要としているものを作っているといえる。 だが仕事である以上、顧客が求めているものと自分のイメージが一緒になるとはいえないし、例え好きなことでも長時間飽きるほどやらされれば、苦痛に感じる。 ②Minecraftのようなサンドボックスゲームが根強い人気があるのも創り出す楽しみがあるからだ。 サンドボックスを直訳すると「砂場」まさに箱庭のデジタルバージョンだが、本の内容には箱庭療法には土に触れることが重要なことだとあるので、決定的に違う部分がある。 ③ブログ作成は自分の興味ある事、好きなことを自由に書ける。作成していくと文章だけでなく、ロゴや挿絵などデザインする場面も多い。文章は推敲を重ねると自分でライティングスキルが上がっていることに気付くし、文章の構造や展開を考えることで、自分の意思や思考がクリアになる。 記事を書くと心が落ち着いていることがはっきりと感じられる。 箱庭療法に興味ある人はブログ作成はお勧め。今はNoteブクログがユーザーインターフェイスが綺麗なので良いと思う。 このレビューも読みやすくすることを考えて後て推敲するつもり。トレーニングだ。
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うーん、とっても興味深かった。短い本なのに気になる要素がたくさん詰まってる。難しいけど比較的わかりやすくて書かれているし。 気になった箇所をいくつかピックアップ。それぞれ時間をかけて考えてみたい。 ・シンクロニシティ 外のものと外のものがシンクロするのではなく、自分の無意識と外のものが呼応する。 ・関係性も生命現象が重要。 不登校の生徒の例。行動が切れたのではなく、関係性が切れた。 ・普通の話をして帰ったのに、ものすごく疲れている時は病状が深い。関係性をもつのに苦労するから。 ・脳科学が進むことと、心がわかることとは違う。 ・割り切れなかった方を科学することが足りてない ・答えをすぐに求めがち。 ・カウンセリングで重要なのは「中心を外さず」にいること。 ・夢の話も面白かった。意識・無意識を整理するための夢。夢=現実はありえない。
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