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決壊(上) 新潮文庫
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決壊(上) 新潮文庫

平野啓一郎(著者), 平野啓一郎(著者)

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決壊(上) 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2011/05/30
JAN 9784101290416

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商品レビュー

3.6

52件のお客様レビュー

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2026/09/06

中盤に至るまでは自分には理解できない箇所もありなかなか読み進めるのが遅く読了できるか不安だった。視点が変わるとこれは誰なんだ?と分からないままとにかく読んでいき中盤以降にやっとゾクゾクしてきた。哲学的な論調や実際の世界情勢、政治的宗教的な考えなどこの小説を全て理解するには幅広い知...

中盤に至るまでは自分には理解できない箇所もありなかなか読み進めるのが遅く読了できるか不安だった。視点が変わるとこれは誰なんだ?と分からないままとにかく読んでいき中盤以降にやっとゾクゾクしてきた。哲学的な論調や実際の世界情勢、政治的宗教的な考えなどこの小説を全て理解するには幅広い知識が必要なのではないか…それでも自分の理解力でも堪えて読めば後半は楽しむことはできた。下巻はより楽しめることを期待して。

Posted by ブクログ

2026/06/04

平野啓一郎氏の方が好きなので、いろいろ読んでみようと思い、流れで手に取った。 読んだ後、しばらく気分が重かった。続きが気になるので、どんどん読み進めたくなる面もあるし、内容も難解だし、グロテスクな表現もあるし読むのがしんどかったと言う両面もある。 傑作である事は間違いないけれど、...

平野啓一郎氏の方が好きなので、いろいろ読んでみようと思い、流れで手に取った。 読んだ後、しばらく気分が重かった。続きが気になるので、どんどん読み進めたくなる面もあるし、内容も難解だし、グロテスクな表現もあるし読むのがしんどかったと言う両面もある。 傑作である事は間違いないけれど、うまく言葉で表現できない。消化しきれてはいないかもしれない。また読むかもしれない。

Posted by ブクログ

2026/05/22

★★★★ 何度も読みたい 3歳の息子・妻に恵まれながらも、優秀な兄への劣等感を抱え続ける良介、幸せを感じながらも、夫に対しもっと頼ってほしいと無力感を感じている良介の妻・佳枝、万人に優しく振る舞いながらも、他者からの評価と自分の存在意義が結びついていると思えず悩む、良介の兄・崇...

★★★★ 何度も読みたい 3歳の息子・妻に恵まれながらも、優秀な兄への劣等感を抱え続ける良介、幸せを感じながらも、夫に対しもっと頼ってほしいと無力感を感じている良介の妻・佳枝、万人に優しく振る舞いながらも、他者からの評価と自分の存在意義が結びついていると思えず悩む、良介の兄・崇、義実家との軋轢や仕事での不調で鬱病に悩む良介の父・治夫、夫と向き合いながらも、夫の鬱からくる暴言に限界を感じ始めた良介の母・和子といった、一見幸せながらも不協和音を奏でる沢野家と、学校でのいじめや過保護な母にうんざりし、厨二病まるだしのブログで心の安寧を得る中学生・友哉の人生が交わっていくミステリ?まだ前編だが、非常に引き込まれたので、この巻の評価は変わらないと思う。 とにもかくにも友哉の行動への嫌悪感が凄かった。いくらなんでも、片想いしている女の子の彼氏の携帯(スマホではない。2000年代が舞台)からデータを盗み、ハメ撮りを出会い系サイトに流出させて被害者面するのは無理がある。正直、いじめっ子である彼氏に局部と肛門を炙られて排泄に支障をきたすようになった時はスカッとした。彼が何をしようと『悪魔』の言葉を使う以外で自分の行動原理を説明できなさそうなのも救いようがない。結末を知る前から、こいつの末路がいかに描かれるかが私の後編の評価を左右すると思っている。 崇の考えや言動は、著者らしい難解な言い回しや引用が多いものの、私にとっては他作品よりずっと文意が掴みやすい。特にペルソナの分裂に関しては、沢野家の描写で散々描かれた通り、自分に提示されていない他者の情報を疑い続けてしまうという人の性にも本作で向き合い方が示唆されるのではないかと思う。 しかし、現状、私の読み方が足りないせいかもしれないが、友哉に殺人を教唆する『悪魔』=崇かのように描かれながらも、崇の悩みや欲求と『悪魔』の主張には乖離があるような気がする。 なんにせよ続きが気になってしょうがない。

Posted by ブクログ

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