- 中古
- 書籍
- 書籍
逝きし世の面影
定価 ¥4,620
3,355円 定価より1,265円(27%)おトク
獲得ポイント30P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 葦書房 |
発売年月日 | 1998/09/01 |
JAN | 9784751207185 |
- 書籍
- 書籍
逝きし世の面影
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
逝きし世の面影
¥3,355
在庫なし
商品レビュー
4.3
14件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
昔の日本人のことを、そのとき来日していた外国人が母国に伝えるために書いた本を基に、昔の日本人のことを現代人が知ることができる本。おもしろかった。 工業化・近代化により、労働から主体性が削がれて苦役になってしまった。 家具はほとんどない、農産物も安い、生きるのに必要な金が少ないので、労働も少なくて良い。 そこに当然あるものとして排除しない。 剥き出しだが、不快ではない好奇心。 姑は嫁が来たら雑用は譲るが、家の決め事の権利は譲らない。故に遊びに出かけることができるので余生を楽しめる。 人々は幸福で満足そう。 隔てる壁がなく、どこでも中で何をしているか丸見えだった。 子供は恥を知らない。だからといって恥知らずではない。羞恥心とは社会制度なのである
Posted by
江戸時代に日本を訪れた欧米人は「素朴で絵のように美しい国」、「地上で天国あるいは極楽にもっとも近づいている国だ」と讃えた。 その頃の日本人は、労働を楽しみ、豊かで幸せに暮らしていたが、近代化の波が押し寄せて、失われてしまった。 大量生産、大量消費のこの時代こそ、江戸時代から学ぶべ...
江戸時代に日本を訪れた欧米人は「素朴で絵のように美しい国」、「地上で天国あるいは極楽にもっとも近づいている国だ」と讃えた。 その頃の日本人は、労働を楽しみ、豊かで幸せに暮らしていたが、近代化の波が押し寄せて、失われてしまった。 大量生産、大量消費のこの時代こそ、江戸時代から学ぶべきである。
Posted by
幸か不幸か近代化の名の下に我が手で消してしまった江戸文化についての考察。江戸末期から明治初期にかけて来訪した外国人たちの偽らざる印象の記録から滅んだ文明を追体験して当時の特性が生き生きと浮かんでくる。彼らが驚嘆した日本の礼節 工芸品 風景が伝わって来ました。当時の外国人にとって目...
幸か不幸か近代化の名の下に我が手で消してしまった江戸文化についての考察。江戸末期から明治初期にかけて来訪した外国人たちの偽らざる印象の記録から滅んだ文明を追体験して当時の特性が生き生きと浮かんでくる。彼らが驚嘆した日本の礼節 工芸品 風景が伝わって来ました。当時の外国人にとって目を見張るような素晴らしい異質な文明が確かに存在したことがよく判る。近代化を追う為に消し去ってしまった往時の文明はまさに逝ってしまった。それでも現代でも誇らしい特性は忘れてはならない日本の遺産だと心に刻みたい!良書です。
Posted by