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風花 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2011/04/19 |
JAN | 9784087466843 |
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商品レビュー
3.3
92件のお客様レビュー
2024年8月11日、グラビティより。「夫に浮気されても怒れない主人公の女性のおっとりした感じ」と聞いて、母みたいだったのでイラついて。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ストーリーだけを追うならば、これは不倫小説になるのだろうけれど、そういうくくりで読みたくないな、と思う。川上弘美の小説は。 のゆりは、おとなしくて、流されやすくて、出来るだけ決断を先送りして、変わらない日常を送ろうとする。そういうゆっくりとした人間だ。 でも、何も考えていないわけではなく、ちゃんと現状に向き合わなければいけない、とは思っていて、思いつつも足踏みしているような感じだ。 その歩みは遅くて、てきぱきした里美とは、実に対照的だ。(多分、里美に比べれば、卓哉も遅くて、そしてフラれる) それでものゆりは、自分はどうしたいのかなって、時間をかけて自分自身と向き合っていく。 結局、別れたのか寄りを戻したのか、明確には書かれていないけれども、言葉にしてみて初めて分かることもあるし、離れてみて気付くこともある。 のゆりは、卓哉のことが好きだと思っていたかもしれないし、一人では生きていけないと思っていたかもしれないけれども、そうではない可能性もある。 その可能性に気付けることも、大切なことだ。 だから、答えを出すのも、自分のペースで良いと思うのだ。 誰かの歩調に合わせる必要はない。
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自分の世界の中心だったものが、 手もとから離れそうになったら、 わたしものゆりのように為す術なくぼんやりとしてしまうかもなぁ。 ハッピーエンドではないけれど、 赤信号を駆け抜けていく光景、 すごく綺麗だった。
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