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巨人たちの落日(下) ソフトバンクNV
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ソフトバンククリエイティブ |
発売年月日 | 2011/03/25 |
JAN | 9784797362756 |
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商品レビュー
3.9
14件のお客様レビュー
上中下巻で1500ページ越えの大作だったが、読み応え充分で半端ない読後感を味わえた✨ 英・独・米・露の4カ国を舞台にそれぞれの人生を必死で生きる人たちが、第一次大戦やロシア革命に巻き込まれてながら翻弄されていく展開は壮大ながらそれぞれの登場人物にとても親近感が持てた。 この後、...
上中下巻で1500ページ越えの大作だったが、読み応え充分で半端ない読後感を味わえた✨ 英・独・米・露の4カ国を舞台にそれぞれの人生を必死で生きる人たちが、第一次大戦やロシア革命に巻き込まれてながら翻弄されていく展開は壮大ながらそれぞれの登場人物にとても親近感が持てた。 この後、二部作・三部作目のシリーズが既に刊行しているとの事で、少し時間をおいてまたチャレンジしてみたい。 2025.01.21読了
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下巻は1917.4から1924.1まで、戦争終盤から新しい戦後世界を描く。 フィッツは負傷した後、シベリア行きを命ぜられ、ロシア革命に介入するも失敗、ロシアの妻の領地を訪れるも農奴達に義理の兄は殺され、自らも危うく殺されそうになる。最後は地元の選挙区で労働党から出たビリーに自分...
下巻は1917.4から1924.1まで、戦争終盤から新しい戦後世界を描く。 フィッツは負傷した後、シベリア行きを命ぜられ、ロシア革命に介入するも失敗、ロシアの妻の領地を訪れるも農奴達に義理の兄は殺され、自らも危うく殺されそうになる。最後は地元の選挙区で労働党から出たビリーに自分の候補が負ける。没落していく貴族階級の象徴。 逆にビリーは、フランスの戦場で生き延び、アバローウェンの部隊と共にシベリア派兵に参加して、エセルに情報を送ったかどで軍警察で懲役になるが、エセルの言論活動で出獄。エセルと共に労働党議員となる。エセルは粘り強く政治活動を進め、落選した夫に代わって労働党代議士になる。 モードは、政治活動の傍ら熱烈にワルターを追い求め、中立国のスウェーデンであったり、最後は講和会議のパリでワルターに会って結婚し、ハイパーインフレで混乱し、ヒトラーが台頭しつつあるドイツで過ごす。ワルターは、レーニンの封印列車からボルシェビキへの資金提供まで暗躍し、最後は西部戦線のシュトゥームトゥルーパーとしてルーデンドルフの浸透戦術の先頭に立って活躍するが、シャトーティエリで負傷して後送されて戦後に外交団の一員として訪れたパリで上述のとおりワルターと再開する。 グリゴリーは、ロシア革命に身を投じ、ワルターから資金を得る役になったり、革命の中で台頭して行くが、最後に独裁化して友人を殺そうとする赤軍の姿に戦慄する。 弟のレフは、米軍人として従軍してシベリアまで行くが、密輸で金を稼ぎアメリカに戻る。義父を撲殺して絶体絶命となるが、カナダからのウィスキーの密輸を思いつく。 ガズも米軍に従軍してシャトーティエリでドイツ軍を阻止。戦後はパリ講和会議からウィルソン大統領の国際連盟参加に向けた国内演説に付き合って全米を回るが大統領が倒れて挫折してしまう。 上中下巻通してみると、戦前の貴族社会が完全に崩壊して混乱含みなるも新たな時代に変わっていく激動の10年強が描かれて、魅力的かつ国や身分、性別も異なる若者・青年達の活躍が目まぐるしく描かれて飽きず、時代背景を知る上でも極めて貴重な小説。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
戦争が終わった。傷を負う者、財を失う者、のし上がる者、戦前とは全く違う生活と価値観になった。大聖堂は壮大な物語をハラハラしながら読んだけれど、こちらは自分の歴史に対する知識不足が悔やまれた。ただ、大戦後の国際連盟をつくるための委員会で日本が人種的差別撤廃を提案した点、多国からはスルーされたが誇らしかった。戦争関連の物語はどれも痛ましくて辛い。ただ戦争を回避したくても回避できない構図が垣間見れて、小説なんだけれども考えさせられた。大聖堂の続きを読もうか悩み中。
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